- 出演者
- 内藤雄士 永尾まりや 袴田彩会 永嶋花音
きょうは長いと苦手意識が出やすいアイアンのレッスンとなる。
今回は一ノ瀬のこさんとともに神奈川・葉山国際カンツリー倶楽部を巡っていく。ロングアイアンは女性だと6Iが限界との見方もあるが、内藤さんは11Hの残り140ydsと設定。すると一ノ瀬さんのボールは引っかって左へとよれてしまった。内藤さんが指摘したのは腕を引いてしまうとシャフトがクロスしてしまうことから、肘を畳むタイミングを意識するだという。引っかかる状態が続くと最終的に右へボールが流れてしまうことも多くなってしまう。そこで意識するのは右肘を内側に向けて曲げ、右肩を左肩に合わせるという方法。振り下ろすときは右肘を下に向けることを意識する。野球でボールを投げるときは肘も前に向ける必要があるが、これは体を回旋させるという理由があり、ゴルフでも体を外旋させることを意識させる必要がある。そして、シャフトクロスを防ぐためには背面に粘土の壁があることを意識してこれにシャフトを突き刺す意識を持つことが大切となる。一ノ瀬さんはこれらのアドバイスを意識しながらスイングすると、違和感の割に真っ直ぐ飛んだと振り返った。内藤さんは感覚よりも物理的にいい動きをすることが大切、違和感が邪魔をして気持ち悪いと思う事はあるがやるべきことをやることが重要とまとめている。
- キーワード
- 葉山国際カンツリー倶楽部葉山町(神奈川)
トップに上げる際に引いてしまい、シャフトクロスになっていた右肘を畳みながら上げられる構えに変え、腕を外旋させることを意識したことで、オンプレーンに下ろせるトップに変化。さらに体の後ろにある粘土の壁にクラブを突き刺すイメージで上げることで会心のショットが打てるスイングへとアップグレードを果たした。
続いてのアップグレードはドライバーシャフト。フィッティングを担当するのは日本シャフトのエースフィッター・東利樹さん。フィッティングの舞台は駅直結の好アクセスな上、広々とした個室の打席を完備した「GOLF LOUNGE esforta prime」。設置されている公正のシミュレーターでは世界240以上のコースを体験でき、上下左右に傾くプレートで様々な傾斜やライをプレーできる。今回はメイド・イン・ジャパンのカーボンシャフト「N.S.PRO Regioシリーズ」と今年発売された飛距離特化型の「VULCANUS」を打ち比べ。自身のクラブで打ってみると飛距離211yds。東さんが最初に選んだシャフトは「N.S.PRO Regio Formula B+」。特徴:オフセンターヒット(芯が外れた当たり)に強いシャフト、ミスヒットでも飛距離は落ちずに初速が上がる。8ydsアップの219yds。先端が硬いので無駄なバックスピン量が入らない。2本目は「N.S.PRO Regio Formula MB+」。特徴:手元からなだらかにしなるシャフト。本日最高の227ydsを記録。一ノ瀬さんはスイングのクセがなく、コントロール性を重視しているところを見ると、操作性が高い元調子系「N.S.PRO Regio Formula MB+」の方が合っているとのこと。
日本シャフトが満を持して出したというシャフト「VULCANUS」を使用。コンセプトは”そのままのスイングでヘッドを変えずに自分史上最高の飛距離へ”。飛距離222ydsと自分のクラブより10ydsもアップ。特徴:シャフトのつぶれの分布を適正化、ヘッドの動きをシャフトで制御する、アタックアングルやインパクトロフトを最適化させる。
一ノ瀬さんが選んだベストシャフト「N.S.PRO Regio Formula MB+」。最後にベストマッチだと感じたシャフトで打ってみると飛距離221yds。「気持ち良く全力で振れる」と話した。
アップグレードゴルフの次回予告。