- 出演者
- カズレーザー 岩田絵里奈
オープニング映像。
ヒコロヒーは椿鬼奴から「人たらし」と評されたことがあり、武藤十夢はアイドルとして人たらしであることが求められたと振り返った。カズレーザーは司馬遼太郎が豊臣秀吉の人物説明で、「人たらし」と表現したことでよい言葉として広まったと概説した。
細田千尋准教授は「生理的に無理と感じる時は?」と訪ねると、ヒコロヒーは「舌打ちが状態化した人、食べ方が汚い」、カズレーザーは「ウェットティッシュの閉め方が甘い」を挙げた。本能的な生理的嫌悪として腐敗した食品、劣悪な衛生、異常な外見、淫行が挙げられ、「この人嫌い!」と思っている時、脳内で悪臭を感じる部位が活動しているという。
細田准教授はトロッコ問題を回答して貰った後に脳の活動を測ると、悪臭を感じた時に活動する島皮質が活動していることが実験で確認されたと説明。ヒコロヒーは「生理的に無理だと思う人がとてもいい臭いだったら?」と尋ねると、細田准教授はいい匂いが生理的に無理を上回ったら、ワンチャンスあるかもしれないと概説した。好意を寄せる相手に振り向かれたら、嫌悪すら抱いてしまう「蛙化現象」について、准教授によると、振り向かせることが目的だとすると脳の報酬系が活動する。相手を振り向かせることができたら、目的は達成されたので脳の報酬系は活動をストップするという。
ドーパミンは嬉しさ、感動や興奮を覚えた時、オキシトシンはスキンシップなど幸せな気分の時に分泌される。細田准教授は「興奮、安心感を同時に与えられると、強い感情として残る」と語った。さらに人は他者から認められることに強い関心を持っていて、社会的評価を得られた時、お金を手にした時、脳内で報酬系が活動する。武藤十夢はAKB48時代、総選挙で上位にランクインした時、ヒコロヒーはATMで多額のお金を引き出した時、嬉しさを覚えたという。細田准教授は「相手の脳内でドーパミン、オキシトシンを出してあげること、人たらしの技」と語った。具体例としてアイドルの握手会を挙げる。ファンはアイドルと目が合うと承認されている、認められていると感じ、ドーパミンが分泌される。握手は肌と肌の触れ合いであることから、視床下部からオキシトシンが分泌される。ただ、准教授は「好かれようと、いきなり握手することはオススメしない」と語った。
ファーストネームで呼ばれると、被験者のオキシトシンは分泌され、ストレスホルモンのコルチゾールが減ったことが実験で確認されたという。例え苗字だとしても、「あ、自分に関心がある」と脳が判断し、好意を抱きやすい。斉藤慎二はタレントに名前で呼ばれたカメラマンが、「絶対によく撮ろう」と思ったと聞いたことがあるという。准教授によると、人たらしは相手の話に耳を傾け、時に大きく目を見開くという。さらに准教授は「気分が高揚すると、脳下垂体からフェネチルアミンが分泌される。交感神経が刺激され、心拍数や血圧が上昇し、発汗が促進される。これがドキドキ、トキメキの正体かも」と語った。フェネチルアミンの分泌で、前頭前野が機能を低下するため、判断力が麻痺することもある。これが恋は盲目を意味するのかもしれない。
准教授は男性が女性、女性が男性にフェネチルアミンを分泌される方法を概説した。男性アイドル同士の触れ合いを見ると、ファンは可愛らしいと感じ、フェネチルアミンを分泌するという。
堀田秀吾教授は「言葉を使い、新しい概念を生み出すことは人類がずっとやってきたこと。その言葉で気づかなかった感情に気づいたりする」と語った。また、教授によると、日本人は世界最速の会話食い気味民族だという。
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- 明治大学
日本人は会話の返答速度が世界最速。ヒコロヒーは日本語の場合、句点の度に首肯したりすると感じ、堀田秀吾教授は「日本語は他言語と比べ、人間関係を重視した言語と言われる」と語った。北海道大学、山形大学の共同実験によると、静止したCGより、うなずきのあるCGの方が被験者が抱く好ましさ、親近感の評価がアップした。岡山県立大学の実験ではうなずきの回数が多いほうが親近感を与えるというが、適切な回数もある。また、堀田氏によると、無意識に敬語を使うと、相手と心理的距離をとっているという。
堀田教授によると、かっこいい、センス良いなど、自分の感情を表す表現をタメ口にすると、上司と部下でも心理的距離を近づけることができるという。斉藤慎二は収録で、ビートたけしに「タケちゃん!」と言ったことがあり、「なんだお前!」とイジってくれた。収録後に改善点などを助言してくれたといい、スタッフ曰く、珍しい光景だったという。カズレーザーはタメ口に消極的で、後輩でも尊敬に値すると敬語で接するという。
福地桃子が出演舞台「橋からの眺め」を告知した。
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- 橋からの眺め
青井渉准教授によると、筋肉量が多いほど、女性の顔のシミの量は少ないといい、筋肉から分泌されるマイオカインが関わっているという。マイオカインは約50種類あり、美肌作用以外に骨の強靭化、神経活性、脂肪分解といった効果があるという。マイオカインの分泌を増やす方法に筋トレ、腸内環境改善、アスタキサンチンを含む食材(シャケ、イクラ、エビなど)をとることが挙げられる。アスタキサンチンをとると、質の良い運動ができて筋肉の回復が早いという。
カズレーザーと学ぶ。の次回予告。
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