- 出演者
- カズレーザー 岩田絵里奈 斉藤慎二(ジャングルポケット) 那須晃行(なすなかにし) 中西茂樹(なすなかにし) 黒島結菜 影山優佳
オープニング映像。
今回のテーマは「2023年 人類の常識を変える新発見」。
前回、土星の衛星「エンケラドス」が話題に。氷の表面から光の筋があり毎秒300Lの水蒸気で氷の下に海があり生命誕生に必要な地熱エネルギー・有機物が存在するとみられる。エンケラドスで今年6月に見つかったものとは。
リン酸は生物の設計図である遺伝子の材料として欠かせない物質。さらに生命は食べ物などから補給したエネルギーを蓄えないと活動できないが、その際にもリン酸が必要。地球上の生命に限り欠かせないリン酸がエンケラドスにあった。今回の発見でエンケラドスにはリン酸を使った細胞膜と遺伝子をもつ地球の生物に近い仕組みの生命体が存在する可能性がある。
臨死体験をした瞬間、人生の思い出が脳裏を駆け巡ることが走馬灯。その存在を示すのは生還した人の後日談しかなく科学的根拠はなかった。しかし今年、死を迎えた人の脳活動から走馬灯の正体に迫る大発見があった。死の3時間ほど前、昏睡状態にある患者の脳活動が停滞。だが人工呼吸器が外され死を迎える5分ほど前になると一転し意識が生じたり、夢を見ている時に近い激しい脳活動が起きている。まさにその時が走馬灯を見ている瞬間と見られる。
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- ミシガン大学
死を迎える直前に訪れる強力な脳活動。まさにこの時、脳内では過去の記憶が駆け巡り走馬灯を見ていると考えられる。睡眠中のマウスの脳活動を測った実験では記憶が脳内で高速再生されていることが明らかになっている。走馬灯も数十秒の時間で過去の記憶を高速再生し体感として20年近い時間を振り返っている可能性がある。常日頃、誰かが亡くなった話を耳にするが家族や友人が亡くなった場合、特別に悲しい感情が湧き上がる。この感情はなぜ起きるのか。ショウジョウバエの近くに同じ仲間を置くと死を認識し5-HT2Aが活性化。ストレスが掛かり寿命が短くなった。一方、違う種だと反応しないため、ハエでも仲間とそれ以外の種別を区別していると考えられる。
仲間の死を認識し色んな行動を起こす。ゾウは歌を歌い悼む。ネアンデルタール人の骨の周りから花粉が見つかり、花を添えて埋葬した。亡くなった方との関係性が脳に影響をもたらす。死の認識からPTSDなどの治療に役立てることができる。
人工知能を使い他人の頭の中を覗く技術。見たものを脳の活動から再現する驚きの技術。
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- 高木優
今年発見された脳の活動から見たものを再現する技術。実験では写真をみている被験者の脳の活動状態をfMRIを使いスキャン。そのデータを参考に過去のサンプルデータと照らし被験者が見ているものをコンピューターが予測し文章にして画像生成AIに画像化するよう命令。80%の精度を達成した。脳内活動だけで文章化のポイントは脳内の役割分担にあるという。脳の活動状況から頭の中身を文章化する画期的システム。さらに別の方法で他人の頭をのぞく研究もある。文字や言葉に頼らないコミュニケーションの時代が近づいているか。
先月、エネルギー問題の解決に繋がる大成果をあげた研究チームの中心人物が参戦。海水を原料に発電する夢の技術。話題の核融合を学ぶ。
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- 毎日新聞
「劇場版シルバニアファミリーフレアからのおくりもの」上映中。
燃料となる重水素と三重水素の元は海水からほぼ無尽蔵に得られるため化石燃料を使わずクリーン。しかも1gの水素から石油に換算すると8t分のエネルギーを生み出すことができる。原子力発電所で行われる核分裂に比べ核融合で出る放射性廃棄物の毒性は数百分の1で毒性が減るのも早い。電子レンジに似た構造をもつ装置で電子を加熱しプラズマの温度を2億℃まであげるという。重水素と三重水素を高速で衝突させることで大きなエネルギーを生む核融合。高温で密度の高い状態に閉じ込められれば多くの衝突を起こすことができる。生まれたエネルギーを次の核融合に使うサイクルで継続的にエネルギーを取り出すことが可能。
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- 松岡修造
「カズレーザーと学ぶ。」の次回予告。
「news zero」の番組宣伝。「当時18歳女性の遺体遺棄か…何が」。
「コタツがない家」の番組宣伝。