- 出演者
- 設楽統 松本人志 小池栄子 高野秀行
今夜のジャーニーから「今まで行ったことのある日常からかけ離れた場所はどこですか?」と質問が。小池・設楽は「松本さんの家の玄関」と回答。苦笑して「そんなことない」と否定する松本だったが、設楽は「入るまでに2度と行けないルートを通っていく」と語った。
- キーワード
- 高野秀行
ゲストはノンフィクション作家・高野秀行。高野はクレイジージャーニーに過去4回出演。辺境旅体験をまとめた書籍は約40冊。アヘン密造村への住み込み取材や無政府状態のソマリアへ8年通い書籍化するなどこれまで様々な地域を取材してきた。
- キーワード
- イラク水滸伝
ノンフィクション作家・高野秀行のアフリカ未知の食文化取材旅に同行。行き先はエチオピア。エチオピアはヨーロッパ諸国から植民地支配をほとんど受けなかったアフリカの中でも珍しい国。そのため西洋文化の影響が少なくアフリカ独特の文化が多数現存している。
- キーワード
- エチオピア
ノンフィクション作家・高野秀行のアフリカ未知の食文化取材旅に同行。エチオピアの首都アディスアベバに到着後、早朝から陸路で目的の村へ向かう。9時間かけ目的地付近の街に到着し一泊。翌日も早朝から出発し、山奥にあるコンソ地区マチャロ村へと向かった。ガイドに案内された村の入口は車を降りてすぐだったが、高野が泊まる家はそこから徒歩1時間かかると伝えられた。マチャロ村は人口が増え拡大する度に村を砦で囲み、現在は三重の壁に囲まれている。これは多民族から守るための伝統的な村づくりとのこと。つい最近まで近隣の村と戦争をしていたといい、焼き討ちにあった家も。村に住む民族コンソは元々強い民族ではなく、山の上に逃げるしかなく痩せた土地で何とか生き延びようとした結果が「酒が主食の生活」になったのではないかと高野は語った。村の人々は「チャガ」という酒でほとんど食事をまかなっているが、試飲したスタッフはその味を「腐ったヨーグルト」と表現した。チャガの主成分はソルガムとトウモロコシ。造るのは村の女性達で、穀物たっぷりのお腹にたまる酒が出来上がる。
ノンフィクション作家・高野秀行のアフリカ未知の食文化取材旅に同行。主食の酒・チャガの他に発酵前のチャガの素をゆでた団子「ダマ」や小豆の塩ゆでなども口にしたが、一日目は全部で2~3リットル近いチャガを飲んだ高野。二日目の食事も終始チャガばかり飲んでいたが、本人は「うまい」とすでに辺境の食文化にフィットしていた。村の方が気を利かせて連れて行ってくれたバーで出てくる酒、居酒屋で出された焼酎、子どもが持ち歩くお弁当など元をたどればすべてチャガだというVTRを見た設楽は「本当これ?このコントの世界から抜け出せないんだけど」とコメントした。
- キーワード
- マチャロ村(エチオピア)
ノンフィクション作家・高野秀行のアフリカ未知の食文化取材旅に同行。村ではヤギや牛も飼われているがあくまでもそれは売り物で食料ではないという。コンソ産の牛はエチオピア国内で評価が高く高値の特産品となっている。牛やヤギの品質の高さの秘密は餌のチャガ。どこまでいっても結局全部チャガにたどり着くVTRにスタジオの松本は「嘘でしょ」とコメントした。
- キーワード
- マチャロ村(エチオピア)
実は今回もう一つ別の村も取材していた高野だったがそこでヤラセが発覚。地元の村の人々が良かれと思って大げさな歓迎や偽物の家族を用意していたという。
クレイジージャーニーの次回予告。