- 出演者
- 桑子真帆 榊原郁恵 古田雄介
オープニング映像。
田村淳が、ラストレターを受け取った自分の経験を伝えている。遺してくれたのは5年前に癌で亡くなった母・久仁子さん。この経験から田村は生前に思いを残す動画サービスを始めた。
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- 田村久仁子
ラストレターのサービスは、動画・音声を送れるものからSNSを使ったものまで次々に登場している。生前にウェブサイトやアプリでメッセージを作成。亡くなった後、指定した相手に届く仕組み。ある運営会社によると、若い世代にも利用が広がっているという。
3年前に渡辺徹を亡くした榊原郁恵は「誕生日・結婚記念日のときに、主人がいつも花をコメント付きで贈ってくれるんですけど、最後の結婚記念日にもらった言葉が私の支えになっている」などと話した。死生学が専門の堀江宗正さんの調査によると、「1年以内に行った宗教的行為は?」という質問で「祈り」は28.3%、「お墓や納骨堂の訪問」は26.4%といずれも5年前より減少。「自分の死について家族と話すことに抵抗がある」と答えたのは43.3%で5年前より増加した。
ラストレターを生前に預かり、死後、家族や友人に届ける寺がある。これまでに預かった手紙は800通を超える。一人ひとりの書き手に寄り添ってきた。この日、住職が訪れたのは癌の緩和ケアを行っている山口さんの元。日に日に身体の自由が利かなくなる中、せめて手紙を書きたいと対話を重ねてきた。病状が悪化する中、山口さんは筆を執ることを決めた。綴ったのは育て上げた4人の子どもへの感謝の言葉。一方、長谷川さんはラストレターに何を書くか悩み続けていた。宛先は独立した2人の娘。書くことを決めてから3年の時を経て、ラストレターを書き上げた。
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- 證大寺
古田雄介はラストレターを書いているという。