- 出演者
- 平石直之 山崎弘喜 住田紗里 佐藤ちひろ 武隈光希 荒井理咲子 今井春花 和久田み晴 佐々木若葉
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶をした。
今年10月に電撃的に合意に至った、自民党と日本維新の会の連立。維新が連立の条件として「政治改革」の最重要項目に掲げたのが、議員定数削減の実現だった。「今の国会での成立を目指す」として法案自体は提出されたが、未だに審議入りのめどすら立っていない。会期末は4日後の17日で、維新の吉村洋文代表は「結論が出るまで会期延長するべき」などと語った。きのう自民と維新の間で、国対委員長会談が行われた。
議員定数削減法案が今の国会で審議入りもできない状態のため、維新側から突如飛び出した「国会会期延長論」。きのう自民と維新の間で、国対委員長会談が行われた。自民党の梶山弘志国対委員長は、一部報道で「議員定数削減法案 今国会見送りへ」との記事が出たことを問われると「一切そういうことは決めていない。ああいう記事が書かれているのは迷惑」などと語った。ただ野党は猛反発している。今月はじめ、与党が提出した法案では1年で結論が出なかった場合小選挙区で25、比例代表で20を自動で削減する条項があることが明らかになった。立憲民主党の野田佳彦代表は「野党に全く相談もなく、与党だけで期限も決めて数も決めて、もしだめだったら自動削減。乱暴すぎる」などと批判した。1週間がたったきのうも、定数削減に対する拒否反応は収まっていない。公明党の斉藤鉄夫代表は「合意が得られなかったときに自動発動がセットされるというのは、議会制民主主義の否定になる」などと語った。タイムリミットが迫る中、とうとう今国会では成立困難という見方が与党幹部からも出始めた。小林鷹之政調会長は「数だけで押し切ろうとするのではなく、丁寧に合意形成を図っていくことが当然必要」などと語った。維新幹部からは「数日延長したところでどうしようもない」などとの声も聞かれる。自民と維新は来週に党首会談を行う方向で調整している。
活発な雪雲の影響で、きのう夕方から吹雪となった北海道の新千歳空港。積雪は22cmに達し、着陸してきたプライベートジェット機は滑走路をオーバーランして雪に突っ込むような形で止まった。強烈な寒気がもたらした雪と強風で、列島各地に影響が出ている。
北海道陸別町では、きのう朝の最低気温がマイナス17.6℃と凍てつく寒さとなった。札幌も今シーズン一番の冷え込みとなり、最深積雪は41cmに達した。札幌市内を走る路面電車は複数の場所で車両が動けなくなり、一時全線で運転見合わせとなった。新千歳空港では22cmの積雪を記録し、92便が欠航となった。また着陸してきたプライベートジェット機が滑走路をオーバーランし、B滑走路が閉鎖された。けが人はいないという。高速道路では札幌市や小樽市で事故が相次いだ。北海道有数の観光地である小樽では、運河をめぐるクルーズが運休となった。豪雪地帯として知られる青森県の酸ヶ湯では、積雪が全国で最も多い153cmを記録した。秋田県北秋田市では雪の影響で木が線路に倒れかかり、通りかかった列車が脱線して斜面に転落した。乗客はいなかったという。
高止まりが続く卵の価格。そんな中、売上を倍増させているのが凍結卵を作って備蓄する工場だった。
クリスマスを前に大忙しの洋菓子店だが、何を作るにも使うのが大量の卵。東京都大田区の店ではイチゴのショートケーキを3700円から4100円に値上げした。ケーキに使う主な原材料は、前の年と比べて軒並み高騰している。大量に使う卵も20%ほど値段が上がっている。卵が「物価の優等生」と言われたのは今や昔で、卵の卸売価格は2年前に1kgあたり350円まで上昇し「エッグショック」と呼ばれた。その後一旦は落ち着いたがジワジワと上昇を続け、今月はエッグショック時に並ぶほどの高さとなっている。高止まりの要因の1つは、相次ぐ鳥インフルエンザの発生。そんな中、ある品物が注目されている。愛知県豊橋市の丸鳥鶏卵では一日60万個分、30tの液卵を出荷しており、最大の魅力は安定した価格。夏場の相場が下がる時期に凍結卵を作って備蓄をし、年間を通して安定した価格で提供しているという。冷凍の場合1年から2年間保存が可能で、もともとは飲食店の業務用品としてチャーハンなどに使われてきた。しかし最近ではスーパーなどでの一般流通も増え、売り上げが去年の倍に伸びたという。65度の温水で殺菌・加熱するため風味は多少落ちるそうだが、「備蓄卵」とも呼べる取り組みは政府も注目している。農水省は鳥インフルエンザ発生などの緊急時における卵の円滑な供給のために、液卵を保管する場所の新増設にかかる費用を補助する方針。鳥インフルエンザのメカニズムなどを研究している京都産業大学の高桑弘樹教授は「ヨーロッパでも北米でも発生が続いている。年が明けて日本やヨーロッパ、北米で発生が止まるようなことがあれば来年は少し収まるかもしれないが、そうはならないのではないか」などと語った。
所得税がかかり始める「年収の壁」の引き上げをめぐり、きのう自民党と国民民主党の税調会長が会談した。来年度の税制改正で自民党は年収200万円以下の場合、国民民主党が求める178万円まで「壁」を引き上げる方針。国民民主党側は中間所得層の更なる引き上げを求めていて、来週の取りまとめに向け詰めの協議を続ける。
小泉防衛大臣はアメリカのヘグセス国防長官との電話会談で、中国とロシアの爆撃機による日本周辺での共同飛行についても議題にしたという。中国側は「事前に訓練を通告していた」などと主張しているが、小泉大臣は問題の本質をずらされないことが必要だと改めて強調した。小泉大臣は年明けにアメリカを訪れ、ヘグセス長官と対面で会談する予定。
京都市の清水寺で発表された「今年の漢字」。一年の世相を表す1文字は「熊」だった。「今年の漢字」は一般応募の数で決められ、「熊」は約19万票の応募のうち約2万3000票を集め1位となった。清水寺・森清範貫主が「自然と人間との関わりを考えていかないといけないという提案であろうと思います」などとコメントした。パンダが中国に返還されたことも理由にあげられた。2位にはコメ価格の高騰などから「米」。3位には女性初の総理に高市氏が就任したことや物価高などから「高」が選ばれた。
先月28日付で懲戒解雇されたのは明治安田生命群馬支社所属の70代の女性営業職員。利率の高い架空の投資話を持ちかけ2010年以降、17人の顧客から計約2億円をだまし取っていたという。本人は「私的な交際費に使った」と話しているという。調査は現在も続いていて、被害額はさらに膨らむ可能性があるという。明治安田生命は被害者に全額弁済した上で、元営業職員に賠償請求するとしている。
きのう名古屋鉄道は今年5月に事業化が決まった名古屋駅地区の再開発計画について緊急会見を開いた。南北約400mにわたる建物に商業施設などが入る予定で、2027年度に着工し2033年度におおよそ完成する見通しだったが、今後のスケジュールは全て未定になった。施工業者が人手不足を理由に先月下旬に入札を辞退したため解体工事を始められず、スケジュールが大幅に遅れることが確定したという。また建設工事費が当初の見積もりから倍近くになっていて、計画自体を見直す。
ドイツの伝統菓子「シュトーレン」。発酵させたパン生地にドライフルーツやナッツがぎっしりと入っているのが特徴で、クリスマスに向けて少しづつ食べる風習がある。シュトーレンを販売する東京の老舗洋菓子店がSNSで「シュトーレン等の近江屋洋菓子店のお菓子がフリマサイトの出品が数店確認できております」などと異例の注意喚起をした。近江屋洋菓子店5代目・吉田由史明が「まさか出品する方がいるとは思わなかった」などとコメントした。店は「店頭やオンラインショップ以外の購入はやめてほしい」と呼びかけている。
きのう小池百合子都知事が、いま政府与党が検討している東京都と地方の「税収格差」の是正について反論をした。東京一極集中の先入観に基づく議論が展開されているとして「地方税制の改悪である」、「東京都はこれに断固として反対」だとした。今年度の東京都の税収見込みは過去最高の6.9兆円。政府与党は東京都に大企業が集中しているがために“格差が拡大”しているということで、法人による「事業税」などを他の自治体に移すことを検討している。火曜日、東京都のSNSが話題に。日本総合研究所・蜂屋勝弘上席主任研究員によると、法人事業税などが国税化されることによって年間1.5兆円が地方自治体に分配されているという。東京都は「都民の皆様が納めた税金は本来東京の行政サービスの充実のために使われるべきもの」としている。いま東京の行政サービスは充実している。高校授業料の実質無償化など。総務省によると、人口1人あたりの都道府県が独自施策に充てられる財源は他の道府県は平均7万8000円、東京都は28万1000円。小池都知事は「理論値に過ぎない」などと反論。東京都は税収に関して「偏在は存在しない」というスタンスだが、きのう千葉県の熊谷知事がSNSで“批判”。東京都の今年度予算は特別会計などを含めて総額17兆8000億円。
「東京都の予算に匹敵する国家予算の国は?」。青「スウェーデン」、赤「アメリカ」、緑「スリランカ」。
全国の気象情報を伝えた。
「東京都の予算に匹敵する国家予算の国は?」。青「スウェーデン」、赤「アメリカ」、緑「スリランカ」。東京都の今年度の予算は17兆8000億円。スウェーデンの国家予算は20兆円。正解は「スウェーデン」。
ドジャースの山本由伸が来年3月に開幕するWBCへの出場を決めたとアメリカの記者が伝えた。今シーズンメジャー自己最多となる12勝をあげた山本。ワールドシリーズでは中0日登板でチームの連覇に大きく貢献し、日本人投手初となるシリーズMVPに輝いた。山本のWBC出場について今週、ロバーツ監督は慎重な姿勢を見せていた。現時点で山本本人から表明はないが、すでに出場を表明している大谷と共にWBC連覇へ心強い存在となりそうだ。韓国は「再び史上最強の戦力構築」(NEWS SPIRIT)などと報じている。岩田ジャパンは来年3月6日のチャイニーズ・タイペイ戦が初戦。
卓球のツアー年間王者を決める国際大会に出場している松島輝空と張本美和の“最強高校生”ペア。ブラジルのH.カルデラノとB.タカハシに3-2で勝利し準決勝進出。
中国で行われたスノーボードハーフパイプのW杯開幕戦。ミラノ・コルティナ五輪の代表選考でもある。男子決勝に臨んだのは2大会連続金メダルを目指す平野歩夢。フロントサイドダブルコーク1440を決めて見事優勝。2位は戸塚優斗、3位は平野流佳。女子では16歳の高校1年生、工藤璃星がW杯自身初の表彰台となる2位。
