- 出演者
- 瀬戸康史
暴君と知られる古代ローマ皇帝・ネロ。彼が愛したとされるのが雪のデザート。ヤマザキマリが工程ネロをイメージした雪のデザートを描いてくれた。
オープニング映像。
今回は暴君と知られる古代ローマ皇帝・ネロが愛したとされるのが雪のデザート。ローマにはかき氷の屋台が並ぶ。古代ローマ時代、アルプスから運んだ雪を食べたり飲んだりして楽しんだ。当時雪のデザートはお金持ちの間で楽しまれる特別な一品だった。ヤマザキマリははちみつ、ザクロなどがのっていたと予想した。
「雪のデザート」の作り方。ザクロは切って、水にさらし、薄皮を取り除いて流水で洗い、ミキサーにかける。ザクロを濾したら、お鍋にかけ、はちみつをくわえて煮て、ローズウォーターを加える。ボウルに移して冷やす。切ったイチジクも鍋にいれ、白ワイン、レモン、はちみつをいれて煮込んで、冷やす。
ヤマザキマリは「プリニウス」のなかでネロを描き続けたが、大変繊細で感受性が豊かで、知性・教養もある人物だったそうで、その様子はドムス・アウレアをみればわかるという。ネロは暴君とされるが、ローマに火を放った逸話は事実ではないと考えられているという。
櫓台ローマの料理人のレシピ帳を紹介。ミルク、卵、ハチミツを混ぜて、固まるまで加熱し、コショウをかけて食べる。また大きくちぎったパンをミルクにしたし、油で揚げる料理もある。
漫画「プリニウス」では、ネロの精神が壊れていく様が描かれている。西暦68年、ネロは30歳の若さで自害するよう追い込まれる。ネロが心血を注いで建てた黄金宮殿は、長い間忘れ去られていた。しかし15世紀に入り偶然発見され、壁画消息の素晴らしさから、ルネサンスの芸術にも大きな影響を与えた。また現在では政治家としてのネロの功績を評価する声も高まっている。
瀬戸康史が「雪のデザート」を試食した。瀬戸康史は「(ザクロの)実も一緒に食べると弾ける。それが美味しい」とコメント。
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- 雪のデザート
エンディング。
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