2024年9月25日放送 1:26 - 2:11 NHK総合

ゲームゲノム
(拡大版) ひらめきで歴史を作る 〜ロマンシング サガ2〜

出演者
三浦大知 金子ノブアキ 
(オープニング)
オープニング
(ゲームゲノム)
ロマンシング サガ2

ゲストの金子ノブアキも幼少期に親しみ、「カッコいい大人のRPG」と感じていたというロマンシング サガ2。本作の敵は伝説に名を残す”七英雄”。再び姿を現した彼らはモンスターと化し、世界に戦乱と破壊をもたらした。プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝となり、冒険を進める。特徴は拠点となる自らの城から自由に行き先を選べること。世界各地に潜んでいる七英雄を倒すと新しい領土が増え、新たな仲間が加わる。1つ目のキーワードは「閃き必須!予測不能の冒険」。バレンヌ帝国の東にある同盟国・カンバーランドの王は3人の子どもから誰を後継者にするか悩んでおり、プレイヤーに相談をもちかける。選択によっては街で内乱が起き、滅亡してしまう。また、七英雄のダンタークを放っておくとパワーアップした状態で登場する。いつ出会うかによってボスの能力や強さが大きく変わり、その度に戦い方を変えなければならない。こうした自由と試行錯誤を味わえるのが今作の特徴で、河津はゲームの攻略法を自分で選びながら楽しんでもらいたいと思ったと語る。

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ファイナルファンタジーVロマンシング サ・ガ2

2つ目のキーワードは「閃きで道を作る」。閃きには分身して敵全体を攻撃する技や敵の攻撃をかわすものがある。プレイヤーは閃きの力を借りて七英雄に立ち向かう。閃きは戦闘以外でも活躍し、物語を大きく進める。金子は勝てそうにない相手との戦いも閃きによって良い勝負に持ち込まれ、「負けたくない」と感じるようになると語る。河津曰く、このシステムは戦いの後に経験値が入るのではなく、多彩な成長を楽しんでもらうシステムを作ろうということで生まれたものだという。

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ロマンシング サ・ガ2

3つ目のキーワードは「閃きを継承する」。物語の途中で全滅した場合、皇帝継承の画面に切り替わる。プレイヤーは新たな主人公となる皇帝を選び、冒険を続けていく。他にもイベントをクリアし、領地を獲得すると数十年の時が経ち、次の代の皇帝を選ぶことになる。以前のキャラが覚えた技は技道場に残されており、新しいキャラクターはここで技を受け継ぐことができる。継承で積み重ねた閃きが最後の戦いでも大活躍する。河津はこうした長い年月をゲームに組み込むことは最初からアイデアとして存在していたと明かし、同時に主人公が全滅してもゲームが続くため容赦なく強い敵を出せるというメリットもあるのだと述べた。

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ロマンシング サ・ガ2

4つ目のキーワードは「輝き放つ 仲間の閃き」。山頂で楽器を奏でることによって仲間になる種族「イーリス」は冷気の攻撃に強く、他にも各地で意気投合することによって様々な種族の仲間を増やすことが可能。この仲間は主人公である皇帝が死亡すると元の場所に帰ってしまうが、莫大な資産と時間を費やすことで仲間が暮らす街を作ることも可能だ。こうした種族の後押しを受けられるのも本作の魅力で、他にも街の人々が「閃き」によって新たな武器や魔法を生み出すなどの展開も存在する。

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ロマンシング サ・ガ2

ロマンシング サガ2が開発された当時はゲームの容量が限られていたこともあり、ゲーム中に登場するセリフはいずれも端的で独特な言い回しとなっている。これらはファンから「河津節」と呼ばれて親しまれている。

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ロマンシング サ・ガ2

5つ目のキーワードは「積年の閃きが花開くとき」。ゲーム中盤では同士討ちを誘う技を使用するキャラクターが登場するが、「閃き」によって回避することが可能となる。この同士討ちを誘う技はゲーム最終戦のボスも使用するが、中盤で「閃き」を得ていればラスボスとの戦いを有利に進めることができるのだ。こうした継承のシステムについて、金子は自身の人生にも通じていると語った。こうした継承を経て長い戦いを終えるとエンディングでは戦いの年代記が流れ、自由に歴史を作るという作品ならではのエンディングを体験することができるのだ。

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ロマンシング サ・ガ2
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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