- 出演者
- 水野美紀
四日市港にあるコンテナを調査。マレーシアから来たコンテナには羊毛から作られた糸が積まれていた。江戸時代から綿花栽培が盛んだった三重・四日市周辺。鎖国が解かれ、世界の国々と貿易が始まると、四日市には綿花から糸を作る紡績工場が建設され、繊維産業は四日市の主要産業に。昭和になると綿花を糸にする技術が応用され、羊毛を糸に加工する産業が本格化。昭和43年(1968年)になると羊毛輸入の6割が四日市港に入ってくるようになり、日本一の羊毛輸入港となった。しかし、その輸入量は1973年をピークに減少。生産コストなどの理由で原料の羊毛ではなく出来上がった糸を輸入するようになった。
四日市港にあるコンテナを調査。タイへ運ばれるコンテナには三重県発祥のラーメンスナックが積まれていた。ラーメンスナックの輸出はここ5年で約1.5倍に拡大。アジア圏を中心に34の国と地域に輸出しているという。
四日市港にあるコンテナを調査。オランダへ運ばれるコンテナにはミニショベルカーが積まれていた。ミニショベルカーとは重量6トン以下の小型のものを指す。ミニショベルカーのコンテナへの積み込みは運転手と2人の誘導員で行う。縦も横も隙間がほとんどない。ヨーロッパのミニショベルカーの需要は15年前と比べて3倍以上にもなっている。
四日市港にあるコンテナを調査。台湾へ運ばれるリーファーコンテナ(マイナス30℃~プラス30℃まで0.1℃単位の温度管理が可能なコンテナ)にはアイスが積まれていた。日本のアイスの輸出量は年々増加していて、10年前の約6倍にもなっている。アジアへの輸出が特に多く、中でも台湾はそのうち4割近くも占めている。台湾ではアイスがクレーンゲームの商品になっている。
千葉雄大が四日市港を訪れた。関係者以外立入禁止のエリアでガントリークレーンやストラドルキャリアといったスーパーマシンを見学した。
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四日市港にあるコンテナを調査。ベトナムから来たコンテナにはガーデニング用の砂利が積まれていた。庭園デザイナーの石原さんによると、ベトナムの石は明るい白色で花に合うのだという。
四日市港にあるコンテナを調査。カナダへ運ばれるコンテナにはビーガンサーモンが積まれていた。ビーガンとは動物性食品や製品を一切使わない完全菜食主義のライフスタイルで、ビーガンサーモンは魚の代わりに味や食感を似せて作ったもの。使われている食材はこんにゃく。ビーガンの世界人口は年々増加。その市場規模は2024年には約6兆円にもなっている。
水野美紀は「日本の技術のすごさも感じて誇らしい気持ちになった」などとコメントした。
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