- 出演者
- 千葉雄大 槙野智章
本日は広島港のコンテナを調査する。
- キーワード
- 広島港
オープニング映像。
広島港にあるコンテナを調査。アメリカ・ロサンゼルス港へ輸出されるコンテナに積まれていたのはお好み焼き用ソース。お好み焼き用ソースの輸出金額は10年前の3倍と年々増えている。アメリカ・ロサンゼルスのスーパーマーケットを覗くとお好み焼き用ソースが並んでいた。海外でも知られるようになったのはインバウンドの増加が関係しているという。
中国・寧波舟山港から運ばれてきたコンテナに積まれていたのはハロウィーンで使う仮装グッズなど。コンテナの2割がハロウィーングッズでそれ以外にも50種類以上の100円ショップの商品が積まれていた。立教大学・郭教授によると100円ショップのはしりは1972年広島の露天商から始まったという。運ばれてきた100円ショップの商品はハイテクマシンがある自動倉庫に運ばれる。この自動倉庫は中国・四国地方の約500店舗の商品を管理していて発注から中1日で店頭に並ぶ。
ドイツへ輸出されるコンテナに積まれていたのは医療用針。医療用針の輸出額は年々増加していて特にドイツへは5年間で2倍以上になっている。年間約3億6000万本を製造する工場によると針を皮膚に突き刺すのではなく刀のような鋭い刃先で小さく切ることで皮膚への抵抗が少なくなり痛みが軽減されるという。
韓国・釜山港へ輸出されるコンテナに積まれていたのは木造住宅用木材。戦後に植えられた杉やヒノキが伐採木を迎えていて国内の木材を海外に輸出しようという動きが強まっている。面積が日本の約4分の1の韓国では限られた土地を有効に活用するためマンションやアパートが多く建てられていて木造建築の一戸建ては多くはない。韓国は朝鮮戦争で森林の多くが消失しため木造建築技術はまだ未熟な部分が多いという。また工場でパーツを作り現場で組み立てるだけのプレカット工法が生み出されたことも日本製の一戸建てを海外に輸出できるようになった大きな要因。
エンディング映像。