- 出演者
- 長野幸代 赤木野々花 西川典孝 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 荒木さくら 川口由梨香 パトリック・ハーラン
オープニング映像と挨拶。
林外相がウクライナを訪問。日本の外相のウクライナ訪問は軍事侵攻開始後初となる。ブチャを訪問し犠牲者を悼み慰霊碑に献花をおこなった。この後キーウを訪れゼレンスキー大統領を表敬訪問した。またクレバ外相とともに戦死者慰霊記念碑を訪れ献花した。クレバ外相との会談ではG7議長国として議論をリードしていく姿勢を伝えたものとみられる。また2国間の協力文書の作成を確認するものとみられる。今回の訪問には日本企業の幹部数人が同行し現地の企業関係者と意見交換を行うことにしている。
林外相のウクライナ訪問について解説。ウクライナへの支援とロシアへの制裁の継続強化について積極的に議論をリードしたい狙いがあるとみられる。また来年から本格的に官民連携した形で復興復旧支援を具体化する動きがあるため民間の代表者も同行してウクライナ側と調整する必要があったとみられる。
林外相はウクライナを訪れゼレンスキー大統領を表敬訪問した他、クレバ外相との会談に臨んだ。G7議長国として議論をリードしていく姿勢を伝えたものとみられる。
ロシアのプーチン大統領がロシア極東で北朝鮮のキム総書記と首脳会談を行う計画があり調整が進んでいることがわかった。今日で建国から75年となった北朝鮮。昨夜、閲兵式が行われ、金正恩総書記の隣には娘の姿があった。きのうは新たに建造された戦術核攻撃潜水艦の様子が公開され、キム総書記の肉声も公開された。建国75年にあわせてロシアのプーチン大統領は祝電を送り、全ての面での連携を計画的に拡大していくとしている。首脳会談の場所はウラジオストクの沖合に島にある大学も含めて検討されているという。2019年に行われた前回の会談ではアメリカを念頭に双方の連携を強めていくことで一致。今回プーチン大統領は、ウクライナ侵攻が長期化する中、武器の供与を巡り話し合いたい狙いもあると見られる。
パトリック・ハーランは、ロシアと北朝鮮の接近について、ドキドキしてるとしているといい、連携が進むとお互いの制裁逃れを助け合おうとなるが、それだけじゃなくて武器供与や弾薬供与は、ウクライナ人に取っての脅威もわかるが、その代わりに北朝鮮が欲しがっているものが手に入ったら、我々日本にとっても新たな脅威になるのではとリスクと見ていると話す。兵頭慎治はプーチン大統領が金正恩総書記をどのように受け入れるのかということで、4年前にはそれほど熱烈に歓迎したようには見えなかったという。今回はプーチン大統領が北朝鮮から砲弾などの供与を得たいということで前回と違って熱烈に歓迎する可能性もあるのでは、と述べた。北朝鮮は旧ソ連製の古い砲弾などを大量に備蓄している国で、ロシアはウクライナ戦争で数が少なくなってきているので数量的な穴埋めに使用したいとしつつ、古い平気で不発率も高いので戦況を大きく変えるようなものにはならないのではないと考えるとした。北朝鮮は、何らかの見返りは期待しているのではないかと思う、軍事面では例えば人工衛星とか原子力潜水艦に使われるような最先端の技術などの支援を求める可能性があるという。
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ウクライナの反転攻勢について、ロボティネという集落を取り返し、さらにロシアの第一防衛線を一部で突破したと明らかにした。
ウクライナ軍の第47独立機械化旅団の兵士は、人と地域を解放したことは戦いを続ける自信担ったと語る。先月、南部ザポリージャ州のロボティネを奪還したウクライナ軍。これに貢献したのが精鋭部隊と言われる第47独立機械化旅団。欧米から供与された兵器も運用しながら最前線でロシア軍と戦闘を続けている。その精鋭旅団の兵士がNHKのオンラインインタビューに応じた。第47独立機械化旅団の兵士は、地雷が仕掛けられた場所は想像以上に多かった、地雷さえなければもっとうまくいったはずだと話す。旅団は反転攻勢当初から地雷に苦しめられてきた。ウクライナは欧米から供与の複数の先頭車両を失うなど大きな損失を出したと伝えられている。ではどのようにして第一防衛線を突破したのか。旅団の兵士は、幾度かの失敗のあと、5人~10人程度の小さなグループで敵の陣地に向かうことにしたと話す。ウクライナの戦況を分析している陸上自衛隊 元陸将の山口昇さんは、欧米から供与された弾薬などが前進の助けになったと指摘する。今後の反転攻勢について旅団の兵士は、私達は適切なスピードで進軍しているといい、慎重に進めば大量の損失を避けて目的に地域を解放できるだろう、などと話した。
兵頭慎治は、ウクライナの反転攻勢は3方向で行っていたが、その一箇所・ロボティネで突破口を開くことが出来たと説明。今後欧米の最新の戦車などを投入して、第2防衛線、第3防衛線に迫っていきたいといい、当面はトクマクの進軍・陥落が可能かということで、交通の要衝でロシア軍の補給の拠点となっているなどと説明した。秋になると雨の季節で泥濘期と呼ばれる地面がぬかるむ季節で、戦車などを使った本格的な反転攻勢が難しくなるといい、泥濘期までにどの程度進軍できるのか、焦点はトクマクまで到達できるかどうかが大きいという。
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ウクライナのゼレンスキー大統領は先程SNSに首都キーウを訪れた林大臣と握手をしている写真とともに、日本の林外務大臣をウクライナにお迎えした、日本がウクライナを支援してくれていることに感謝する、などと投稿した。
パックンは実家の家計が厳しかった頃まともに食事が食べられたのが給食1食だけという体験もあるが、そう考えると給食はインフラだと思っているといい、突然サービスを停止したり音信不通になるのは許されない、行政からの救済策も検討してほしいなどと述べた。NHkニュースポストに寄せられた千葉の産婦人科クリニックでは、食事提供業者から、本日を持って業務を停止し、明日以降は配膳業務をいたしかねますと突然契約が打ち切りになったという情報を紹介した。
おととい種子島宇宙センターで打ち上げられたH2Aロケット。この1年ほど苦難続きだった日本のロケット。去年にはイプシロンが打ち上げに失敗した。今年3月には新型ロケットH3ロケットも打ち上げに失敗した。笹川平和財団の角南篤理事長は、これまで負の連鎖ではないんですけど宇宙開発に一定の存在感を示すことが可能なんだという自信を改めて得たなどと話した。今回の打ち上げのミッションの一つが月探査で日本初の月面着陸に挑戦する。月探査機「SLIM」が月の岩石など調査し、謎の多い月の起源に迫る。今回の月探査には民間企業も参加している。SORA-Qと呼ばれる探査ロボットは、カメラで撮影した画像や走行で得たデータを通信機を通じて送信する。月面では両端が左右に開いて車輪に変形する。開発に協力したタカラトミーの石井孝典さんは、変形して月の砂を攻略していくと説明した。SLIMUに搭載されたSORA-Qは来年1~2月ごろ月に降り立つ計画。
ジャニーズ事務所は一昨日記者会見をし、藤島ジュリー氏は、ジャニー喜多川に性加害はあったと認識している、被害者の皆様に心よりお詫び申し上げる、と述べた。新社長には東山紀之氏が就任したと説明した。この問題に関する番組を手掛けたBBCも会見について伝えた。BBCはジャニー氏は亡くなるまで国民的英雄のような存在だったとした上で「こうした状況が被害の声を上げることを困難にしたほかジャニーズ事務所のタレントを起用する放送局がこの問題を報じることを難しくしていた」と解説した。ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーは真剣な表情で聞いていた。被害を訴えてきた元タレントのカウアン・オカモトさんは、社名を変更しない方針については「ジャニーズという名前を継続することはむしろマイナスかなと思う」などと述べた。
G20サミットで首脳宣言が採択された。焦点とされたウクライナ情勢については、すべての国は領土獲得のための脅しや力の行使を控えなければならないとしている。しかしロシアを名指しで非難する文言を避け、欧米・ロシアの双方に配慮した内容になった。
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- 主要20か国・地域首脳会合
段ボールの活用が広がっている。愛知県刈谷市の幼稚園では2年前に段ボール製の遊具を導入した。軽くて丈夫で絵を描いて遊ぶこともできる。自動車部品の箱などを製造する半田市の企業が開発した。接着剤や工具は不要で誰でも組み立てられる。耐荷重は80kgで大人でも大丈夫。発売から3年で売り上げは10倍になったという。大阪の企業は段ボール製の家具を作った。ベッドは1トンの重さにも耐える。1人でも簡単に動かすことができ、捨てるのも楽。高齢者やサラリーマンの転勤族が購入しているという。段ボールは戦後に広く普及し、今では岩手県と同じ面積が使われている。95%がリサイクルされ、輸送費を下げることにも貢献している。国内シェアトップの段ボールメーカーは特殊加工を施すことで水に強い段ボールを開発した。魚や野菜の輸送に使われている。火に強い段ボールも開発した。
パックンはゆりかごなど子どもの家具を段ボールで作ってほしい。タンスなどの大きな家具も段ボールだと重くないからダメージが少ないと語った。
ラグビーW杯が開幕。日本代表はあす初戦を迎える。開催地のフランス・トゥールーズから中継で現地の様子を伝えた。リーグ戦で上位2チームが決勝トーナメントに進出。日本は初戦でチリと対戦する。廣瀬俊朗が日本代表の仕上がり、チリ戦のポイントなどについて解説した。
オリックスの山本由伸がロッテ戦で2年連続のノーヒットノーランを達成した。