- 出演者
- 川島明（麒麟） 田中圭 辻岡義堂 川島明（麒麟） 榎木淳弥 河村勇輝 菜波
先週、48年ぶり自力でのオリンピック出場を決めたバスケ日本代表。この歴史的勝利に日本中が大興奮。涙を流し喜ぶファンの姿が印象的だったが、リポーターをつとめた菜波も泣きながらインタビューしていた。ウイニングボールは渡邊選手が持っていると思いきやカーボベルデのヘッドコーチが持っていってしまった。カーボベルデも今回初出場だったので記念に持って帰りたいと言ってきたそう。そんな今大会、ひときわ輝きを放ったのが日本の若き司令塔、河村勇輝。ホーバスバスケの申し子として躍動した河村は期待されるがあまり誰よりもホーバスに怒られていた。そのウラにはホーバスヘッドコーチとの知られざる絆があった。
オープニング映像が流れた。
史上最年少18歳でBリーグデビュー。そんな河村の武器がノールックパス。広い視野で得点を演出。視野が広すぎるあまり、車とすれ違うのが繊細に入るので酔ってしまうという。実際、前を向きながら話していても後ろの車が見えていた。河村のW杯前のオフに密着。やってきたのは行きつけのレストラン。大好物はお店特製のチーズソースがかかったハンバーグ。食べる前に食事を撮影。栄養士に1か月に1回食事メニューを送り、栄養素のグラフを割り出してもらったりしてるという。身長195cmの馬場雄大選手は1日7合食べるという。さらに食後に向かったのは美容院。W杯前に気合いを入れて刈り上げ。そんな河村の髪形のこだわりは試合中にセットできる髪形と色んなヘアスタイルができる髪形だという。河村はW杯前、佐々木朗希投手と対談。河村が佐々木に聞きたかったのはプレッシャーをどう受け止めているか、気持ちの持ち方。佐々木は「たくさん準備してプレーしている」と答えた。高校時代から注目を集め、若くして日の丸を背負う2人だが、お笑い芸人が好きという共通点があった。河村はチョコレートプラネットやジェラードンが好きで、佐々木はジョイマンが好きだと話した。今年日本代表としてWBC優勝に貢献した佐々木に河村は「世界大会で男子は勝てていない。下馬評を覆すチャンスと思うので、そこはぜひ見てもらいたい」という誓いをたてていた。日本代表
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日本代表での活躍の裏にはホーバスHCとの絆があった。代表合宿のときも河村はホーバスHCに怒られたという。さらに日本×イランの試合中、パスばかり選択する河村に激怒し、交代を告げたホーバスHC。ホーバスHCは「シュートを打たないなら使わない」と言った。この言葉に河村は「トムさんのバスケは全員が点取るスタイルなので、今後3ポイントの精度高めて意識を変えないといけない」と話した。すると今シーズン、積極的にスリーポイントを放ち、1試合45得点を記録。ホーバスが求める攻撃型ポイントガードに成長。Bリーグ史上初の新人賞とMVPのW受賞など6冠を獲得するまでに。迎えたW杯フィンランド戦。第3クォーターで18点差をつけられる大ピンチ。それでも積極的なスリーポイントで徐々に点差をつめると、残り4分で18点差を追いつき同点に。最大18点差を逆転し、W杯でヨーロッパ勢に初勝利した。さらにパリ五輪出場権がかかった大事な一戦。ホーバスはキャプテンの富樫にかえて河村をスタメンに抜擢。すると、日本リードで迎えた最終クォーター。プレッシャーからかミスを連発。ホーバスHCからもゲキがとぶが、カーボベルデの怒涛の追い上げに苦しみ残り1分で3点差に。そんな状況に河村はホーバスの言葉を胸にアグレッシブに食らいつく。そしてW杯で初の3勝をあげ、48年ぶりとなる自力でのパリ五輪出場を決めた。
今回の五輪出場を31年前から熱望していた人物がいる。それは31年前に発売された「SLAM DUNK」9巻の裏表紙の井上雄彦氏のコメント。そこには“日本チームの五輪出場が見たい。「スラムダンクを読んでバスケを始めた。」という子供たちが、大きくなってやってくれたら…オレは泣くぞ。”とあり、話題となっている。河村選手とホーバスHCの関係が素敵だったことに触れ、義堂さんは恩人について田中圭さんの名前をあげ、“誰よりも日本中に勇気を与えてくれた”などとコメント。
架橋を迎えたバスケW杯ではこれまでスーパープレーが続出。決勝に進出したドイツとセルビア、3位決定戦が行われるアメリカ、カナダのアリウープパスやノールックパス、豪快ダンクなど衝撃プレーを紹介した。「FIBAバスケットボール・ワールドカップ2023決勝」は今夜9時半から生中継。
「バスケットボールワールドカップ決勝」が今夜生中継。スタジオにはスペシャルゲストとして日本代表選手も出演。
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