- 出演者
- 川島明(麒麟) 吉村崇(平成ノブシコブシ) 長谷川穂積 丹生明里(日向坂46)
開幕まであと1年となったパリオリンピック。東京オリンピックで印象に残った競技1位は?長谷川穂積はボクシングの入江聖奈選手と予想した。吉村崇は開会式のピタ・タウファトファ選手かなだぎ武と予想し、丹生明里はピクトグラムを挙げた。正解は、日本史上初めての金メダルを獲得した卓球。この偉業を達成したのが伊藤美誠選手で、伊藤選手を導いた重要な存在が母美乃りさん。今回は美乃りさんの衝撃的な教育を大公開する。
オープニング映像。
長谷川穂積は、中学時代は卓球部で兵庫県西脇市の大会で優勝経験もある。三遊亭小遊三さんに勝てないと話した。長谷川穂積といえばWBC世界バンタム級で10連続防衛を達成したボクシングのレジェンド。卓球ポーズもあると言い、披露した。
伊藤美誠の雑誌撮影に密着。自分で衣装選びもしていて、スタイリスト級のこだわりを見せた。衣装が決まると神社で撮影した。
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伊藤美誠さんの母親 美乃りさんは社会人チームで妊娠9ヶ月まで卓球の練習をしていた。また妊娠している時にトイレットペーパーの芯をつなぎ合わせて卓球の実況中継をしていたとのこと。
美誠さんは2歳の頃から卓球を始めた。母親の美乃りさんは熱血指導を始め、寝ている時に世界チャンピオンになるんだよなどと暗示していたという。練習場所は家のリビング。
長谷川さんはSTOPを入れ、伊藤選手と同様に家で卓球を練習していたなどと話した。今は部屋を解約したとのこと。
娘につきっきりで厳しい指導。娘を日本代表に育て上げるため、練習を訓練と呼ぶほど。多い時には1日7時間、深夜2時まで特訓することも。
当時のハードな練習量は、卓球台に傷跡として残っていた。たとえ試合中に涙を流しても、厳しい言葉で送り出され、泣くのを我慢。それでも試合に負けると大号泣。幼いころから負けず嫌いの伊藤は、自らヘアバンドをあて、涙を隠していた。
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吉村は、負けず嫌いだが、負けすぎて何が負けか分からないという。川島は、活躍している芸人は賞レースで決勝に行っているが吉村は何もしていない、実力だけで来ているのは珍しいという。
厳しさの理由は1人で戦わないといけないためである。母ではなくマシンとして生きていてやりすぎてしまっている不安があったという。伊藤から母への手紙には卓球を教えてくれてありがとうと書いてあった。
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長谷川さんは試合前日に学校の皆から応援メッセージをもらったという。吉村さんは印象深い手紙で平成ノブシコブシが好きだが周りに全くいないので集めましたと拇印と名前があったという。
高校生になった伊藤美誠は、ちょっぴり反抗期になった。そんな2人の壮絶な努力が実を結んだのが2021年の東京五輪。彼岸の金メダルを獲得しパリ五輪への期待をしたが、伊藤は燃え尽き症候群に陥った。かつて五輪連覇した内村航平や北島康介も陥った。
吉村は、自分より下のを見つけてモチベーションを保っているという。川島は毎朝6時に起きるが、どうしても起きたくないと思う日は、YouTubeで後輩のナダルが釣り中に落とし穴に落ちる動画を見て「今日も頑張ろ!」と思うという。
伊藤美誠は母の伊藤美乃りさんと何度も話し合いパリ五輪を目指す事を決め練習に臨んだ。ハードな練習では手に大きなマメが出来ており、母の伊藤美乃りさんはサポートのために年に10回以上ある海外遠征に同行した。試合へ万全に臨めるよう遠征先へ日本の食品50種以上を用意し、試合当日には朝早く起きておにぎりを用意している。このおにぎりは東京五輪の試合前も食べていたと紹介。
長谷川穂積はストーブの横で毛布を被り汗を絞り出すなどして減量していた。長谷川は「妻が減量食を作ってくれて、何食べても美味しかった」と話す。またラーメンが好きだったため、減量ラーメンというこんにゃく麺を使用したラーメンを食べていたという。しかし今まで食べた中で1番まずかったとコメント。減量中初めて残したとのこと。
吉村は勝負飯というより、仕事で成功した後にご褒美として寿司を食べているという。しかしスベった仕事だったとしても寿司を食べると話した。
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パリ五輪に繋がる重要な大会「NOJIMA CUP」。相手は同学年のライバル早田ひな。早田のパワーに苦戦しながらも「自分自身変わっていかなければならない。パリで優勝する覚悟で」と伊藤は話す。そして得意の美誠パンチで得点。そして早田との激闘に勝利。強い伊藤美誠が完全復帰した。母とともに歩んできた伊藤の卓球人生は2大会連続で金メダルへ。パリへの挑戦は続く。