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オープニング映像。本日の舞台は国立スポーツ科学センター。普段は撮影禁止のスポットでスポーツ研究の最前線を走っているなど放送内容を伝えた。
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- 国立スポーツ科学センター
国立スポーツ科学センターは2001年に開所された施設でスポーツに関係するトレーニングや研究などを行い365日アスリートの支援を行っている。調査に向かったのは高岸宏行。世界を舞台に活躍するトップアスリートでオリンピックやパリオリンピックに向けて多くの選手が利用しているが競技団体から指定を受けた強化してい選手のみが利用可能となっている。
まずやってきたのはトレーニング施設。ハイパフォーマンスジムではパリオリンピック・パラリンピックへ向けてトレーニングする選手を多く利用している。このジムは2013年設置されておりその他低酸素トレーニング室などがある。研究者としてアドバイザーの役割を担っており科学的な目線でアドバイス。また姿勢動作など見えないものを数値化し最適化されたトレーニングを行っている。元競泳日本代表の松田丈志さんは1年のうち3分の1くらい練習をしていたという。
高岸宏行が体験する。まず行うのは姿勢動作の測定。動作に問題がある場合は本来の力が出せずけがの恐れがある。関節の位置を把握するために各部位にシールを貼り付け、骨盤の傾きを見るために腰にボードを装着し体のラインをしっかり見たりし、アスリートの特徴や課題を分析し効率的なトレーニングにつなげていく。測定でバイクマシンを使用しておりこれはランニングマシンの場合、疲れた際にフォームの乱れや転倒などのけがのリスクがあり、バイクマシンの場合疲れたとしてもフォームが崩れにくく転倒などけがのリスクが少なく安全。今の水泳選手はバイクマシンを使っているという。測定は瞬発力測定は6秒間の全力こぎ、持久力測定で3分間で力を出し切る。発揮したパワーに体重を割ったかずが体重当たりの発揮したパワーとなる。
続いて高岸たちがやってきたのは「風洞実験棟」。風洞実験棟ではスキージャンプのトレーニングが行われていて施設内には直径5mの巨大ファンが設置されており空気を送り出していた。また風洞内で選手に風が当たった時にかかる風の力を測定し姿勢確認などのトレーニングも可能となっている。元ノルディックスキージャンプ日本代表の栃本翔平さんにこの施設の利点を聞くと実際のジャンプだと数秒で空中が終わるが自分の感覚が納得いくまで練習できる。通常の練習だと上り下りもあり1日10本が限界となるが、この施設だと10分くらい継続してトレーニングができる。また感覚的なスポーツでもありその感覚を数値化できるのが最大の利点と話した。機械にはモニターが設置されておりトレーニング中の選手がフォームなどを確認しながらできる。実践している様子を見学してもらうと手のひらを上下変えるだけで揚力が変化しており、選手にあったフォームを探っていく。
続いてやってきたのは陸上競技実験場。全長約100mの直走路があり、その下には歩行などの動作をする際にかかる力の大きさなどを測定できるセンサー「フォースプレート」が設置されている。測定したグラフ化すると角度が急になっているものが短距離走に適した力の出し方が出来ている。さらに壁にはモーションキャプチャーカメラが取り付けられておりフォームの分析ができるようになっている。
国立スポーツ科学センターにはナショナルトレーニングセンター・ウェストとイーストの2つが隣接しており、卓球など19競技の専用練習施設がある。また合宿に必要な宿泊施設もあり、部屋は要望があれば低酸素環境で高地トレーニングと同じ状態で宿泊が可能となっている。そして体作りにとって重要な場所が飲食スペース「レストラン アールキューブ」。スポーツ栄養学の理論にのっとった様々なメニューを提供している。高岸が選んだメニューを写真を撮ると一覧とエネルギー量などが表示された。「mellon2」というAI技術をつかった栄養評価システムによってデータを把握している。
エンディング映像。
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