続いて高岸たちがやってきたのは「風洞実験棟」。風洞実験棟ではスキージャンプのトレーニングが行われていて施設内には直径5mの巨大ファンが設置されており空気を送り出していた。また風洞内で選手に風が当たった時にかかる風の力を測定し姿勢確認などのトレーニングも可能となっている。元ノルディックスキージャンプ日本代表の栃本翔平さんにこの施設の利点を聞くと実際のジャンプだと数秒で空中が終わるが自分の感覚が納得いくまで練習できる。通常の練習だと上り下りもあり1日10本が限界となるが、この施設だと10分くらい継続してトレーニングができる。また感覚的なスポーツでもありその感覚を数値化できるのが最大の利点と話した。機械にはモニターが設置されておりトレーニング中の選手がフォームなどを確認しながらできる。実践している様子を見学してもらうと手のひらを上下変えるだけで揚力が変化しており、選手にあったフォームを探っていく。
住所: 東京都北区西が丘3-15-1
URL: http://www.jiss.naash.go.jp/
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