- 出演者
- 郡司恭子 岡田沙也加
オープニング映像。
日本テレビ国際部・坂井英人の解説。中国軍代表団報道官が9日、全人代で「中国と台湾は必ず統一される」「台湾周辺のパトロールと軍事的抑止は常態化している」と発言した。言わば、中国軍が今は四六時中、台湾に圧力をかけていると公式に認めたという意味で重要な発言。中国軍の武力行使の可能性はゼロではない。“台湾侵攻”が困難な理由:1「気象条件」(上陸作戦可能な時期は3月下旬〜4月、9月下旬〜10月)、2「地形」(14か所で上陸作戦が可能だが、最も可能性が高いのは台湾港)、3「戦車揚陸艦などの大幅望郷の兆候がない」(船の数が足りていない)。武力侵攻の兆候を知るための取り組みについて。安全保障の専門家である、DEEP DIVE・代表理事・小原凡司氏、理事・小泉悠氏を取材。2人は「DEEP DIVE」という民間のインテリジェンス組織を立ち上げた。中国の新型空母などの衛星画像などを分析して、危機を察知し警鐘を鳴らすことを目指している。防衛省防衛研究所・理論研究部・飯田将史部長は「台湾を封鎖する能力はすでにあるが、決断のハードルは高い」「(核弾頭数が)アメリカの配備数に近づく2035年頃、『アメリカの介入を抑止できる』と自信をもつかもしれない」と、台湾・小笠原欣幸教授は「共産党体制を揺るがすリスクのある軍事行動にでることは考えにくいが、統一を何としても実現したい中国の野心を甘く見てはいけない」「日米が有事に備える動きを見せることが中国の抑止につながっている」と指摘。日本にとって台湾は大切な友人、中国も重要な隣国。戦争を避けるために日本が果たせる、果たしている役割について考える必要がある。
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東京・浅草の中継映像を背景に気象情報を伝えた。
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