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- 郡司恭子 岡田沙也加
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官僚のなり手 激減
経済部解説委員・宮島香澄の解説。国などの公務を担う公務員を志望する若者が減っている。そんな中、公務の危機は国民の危機とする公務員改革の提言が出された。やりがいや働き方、給与などの問題が考えられる。国家公務員採用試験の申込者(キャリア官僚、一般職)が10年前から約3割減っている。採用10年未満のキャリア官僚の退職者数が10年前の3倍となっている。退職も増えている理由について。霞が関の官庁や国会周辺で深夜まで働く残業が少なくなく、“ブラック霞が関”とも言われる。これまでキャリア官僚は「自分が日本を支えている」という気持ちで厳しい労働をしてきたが、今の若い官僚には「やりがいを感じにくくなった」という声がある。年功序列で下積みもある仕事の仕方や今の若者の「すぐに成長したい」という感覚と会わず、学生には「割に合わない仕事」と思われているという。キャリア官僚は災害の対応や外国とのやりとりなどで長時間労働になったり、政治などからの理不尽、不合理な要求もあるという。大変な仕事の割に給与が低いとも言われていて、今回の提言では「今、大改革しなければ」としている。人事行政諮問会議の提言を紹介。1:成長を実感できる環境や評価、働き方、2:能力と仕事内容にあった給与や人事(実力本位で抜てきし、民間などから多様な人材を取り込む)、3:国家公務員の行動規範(「国民第一」「中立公正」)の策定。公務は誰かがやらなければならない仕事。政治家や官僚任せにするのではなく、私たちも一緒に考えることが大切だとした。
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