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オープニング映像。
多摩川で撮影を続ける動物カメラマン・平野伸明さんは海のハンター・ミサゴを追う。ミサゴはふつう海近くを飛び回るが多摩川トライアングルから3キロ下った中洲で姿を発見した。11月下旬、ミサゴは遡上してきたアユを捕えるため川にやって来たと考えられる。オニグルミの木を争ってミサゴとオオタカの対決が勃発、ミサゴが勝利したがその後集団でやって来たカラスに奪われてしまった。水際ギリギリに大木が自生することは難しく、オニグルミの木は他植物に比べ落葉する時期が早いため人気物件になるという。平野さんはニホンイタチの撮影に挑戦する。
多摩川には多様な植物が自生して川の上流にはせき止めてできた大きな水面が広がり、穏やかな水面を好むたくさんの水鳥が現れる。魚は流れの緩やかな深場に集まるので水鳥にとって絶好の捕食場となっている。
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カメラマン・平野伸明さんはニホンイタチの狩りの姿を撮影に挑戦。ニホンイタチは細長い身体をクネクネと器用に動かし狩りに成功した。ニホンイタチは入り組んだ波消しブロックの間を利用してあちこちの水場に素早く移動しているという。平野さんは水中で狩りをするニホンイタチの姿を撮影するため水中にカメラを設置。ニホンイタチは顔だけを突っ込み魚を視認すると前身をするりと入れ込み魚を壁際に追い詰めるようにして捕獲した。身体の柔らかさを生かしたイタチの知能的な行動だという。東京農工大学・金子弥生博士は映像はニホンイタチの世界的な保護にとって貴重な資料になるなどと話す。
ミサゴが魚を捕まえオニグルミの木で食事している近くにタヌキが現れた。タヌキはミサゴ食事中にうっかり落とした魚を狙っていた。人の営みでできた多摩川の環境で生き物たちは独自の世界を築いていた。4月、平野さんはイタチの子育ての撮影に挑戦、子どもを連れてきたり巣穴に食べ物を運んだり、行動をつぶさに見てみたいなどと話した。
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