- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 佐々木希 小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
オープニングの挨拶。ゲストは佐々木希と小森隼。
- キーワード
- 東京ホテイソン
チコちゃんは「くつ下をはくようになったのはなぜ?」と出題。佐々木希は「足からの汗が出るから」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「脚線美を見せつけたかったから」。
「くつ下をはくようになったのは脚線美を見せつけたかったから」について、服飾史研究家の辻元よしふみさんが解説。くつ下をはくようになったきっかけは古代ローマ帝国の文化が関係している。古代ローマ帝国とは地中海を中心に西ヨーロッパ・中東・北アフリカまでを支配した超大国。この時代のローマ人は、女性は丈の長いワンピース、男性は丈が短いワンピースを着ていた。男性が丈が短いワンピースを着ていたのには、動きやすいという理由の他に、ズボンだと自慢の脚線美を見せられないというのがあった。当時、健康的で美しい脚はたくましい男性の象徴だった。そんな古代ローマ帝国も徐々に衰退。すると、ズボンをはいていたゲルマン人が、現在のフランスやドイツ、イタリア北部などにフランク王国を築く。すると、ゲルマン人の服装に大きな変化が。かつての古代ローマ人に強い憧れを抱いていたゲルマン人は、着用する服をズボンから短いワンピースへ移行。ゲルマン人が生活していたのは北ヨーロッパで寒い。そのため、短いワンピースにプラスしてひざ丈のくつ下・ホーズをはくようになった。
オープニング映像。
チコちゃんは「水戸黄門の『黄門』ってなに?」と出題。小森隼は「漢字のミスをした」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「『中納言』という官職」。
「水戸黄門の『黄門』は『中納言』という官職」について、静岡市歴史博物館 館長の大石学さんが解説。水戸黄門の正式名は徳川光圀。徳川家康の孫にあたる人物。1690年に水戸藩の藩主を引退し、隠居する際に朝廷から中納言の官職を授かった。中納言という位は現在でいうと大臣。水戸権中納言というのが日本風の官職名。しかし、日本は昔から官職名を中国風に呼び替えることがあり、水戸黄門と呼ばれるようになった。水戸黄門は7人いた。水戸黄門=徳川光圀として有名なのは、明治時代に水戸黄門(徳川光圀)の読み物や講談がヒットしたため。
小森隼は仲の良い先輩と話しているときにタメ口でツッコんで他の先輩に怒られたことがあるという。そんな小森は相づちがテキトーに聞こえてしまうことに悩んでいた。実際の相づちを聞いた岡村隆史は「人をキレさすスイッチを持っているかもね」とコメントした。
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- TETSUYA
チコちゃんは「チューリップといえばオランダなのはなぜ?」と出題。岡村隆史は「写真を撮ったときにオランダが一番キレイだった」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「『チューリップ・バブル』が起こったから」。
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- アムステルダム(オランダ)チューリップ
「チューリップといえばオランダなのは『チューリップ・バブル』が起こったから」について、聖心女子大学の大西吉之教授が解説。オランダはチューリップの球根の生産量・輸出量世界一。しかし、チューリップの原産は中央アジアの天山山脈といわれている。1560年代、トルコからヨーロッパ全土にチューリップが伝わるが、オランダには、1593年、チューリップ好きのフランス人植物学者のカロルス・クルシウスがオランダの大学に赴任したことで広まった。オランダの土壌と気候がチューリップ栽培に最適だということが判明。チューリップはアブラムシが運んでくるウイルスに感染すると、翌年、その球根から珍しい柄の花が咲くことがある。1630年代前半、レアなチューリップがセレブの間で大流行し、高値で取り引きされるように。そして、1634年~1637年にかけてオランダ国内で世界初のバブルとされるチューリップ・バブルが起こる。次第にチューリップ・バブルは崩壊。これがヨーロッパで話題となり、オランダのチューリップの需要が拡大。チューリップといえばオランダというイメージがついた。
佐々木希が「週刊情報チャージ!チルシル」の告知をした。
視聴者から贈られてきたキョエちゃんの衣装を紹介し、視聴者から寄せられた「私が持っている珍しいもの」を紹介した。
次回予告が流れた。
チコちゃんとあっち向いてホイ!