- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 大竹まこと やす子
オープニングの挨拶。ゲストはやす子と大竹まこと。
- キーワード
- シティボーイズ
「恐竜がデカいのは食われないため」について、早稲田大学の平山廉教授が解説。恐竜は約1000種類。恐竜が生息した時代は大きく3つに分かれており、時代が進むごとに恐竜は巨大化していったと考えられている。三畳紀の頃の恐竜は植物食恐竜も肉食恐竜も大きさはまだ1~2mほど。ジュラ紀前期、最大級の大きさを誇った全長約6mの肉食恐竜ディロフォサウルスは全長約1~2mの植物食恐竜を食べていた。すると、それまで食べられてばかりいた植物食恐竜が、ジュラ紀中期にかけて巨大化。全長約10m級の植物食恐竜が登場する。これは肉食恐竜よりも大きくなって食われないようにするためと考えられる。一方、彼らを食べるために肉食恐竜もさらに巨大化。全長約9mのメガロサウルスや全長約12mのアロサウルスが登場。白亜紀になると、肉食恐竜も植物食恐竜も巨大化のピークを迎え、植物食恐竜にいたっては全長約40mのアルゼンチノサウルスが登場。このように、恐竜たちは弱肉強食で食われないよう、競うように巨大化していったと考えられている。
オープニング映像。
チコちゃんは「なぜ人はプレゼントする?」と出題。大竹まことは「相手にいい気持ちになってもらいたいとか思うんじゃないの?」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「贈る側が幸せを感じるから そして生き残れるから」。
「人がプレゼントするのは贈る側が幸せを感じるから そして生き残れるから」について、人間環境大学の森本裕子准教授が解説。プレゼントの起源は石器時代からあると考えられ、狩猟をしていたホモ・サピエンスは肉などのプレゼントを贈り合うことで生存率を高めていたとされる。現代人に置き換えると、旅先のお土産を贈ることで良好な人間関係を維持し、社会の中で生き残りやすい環境をつくっている。2008年にカナダの大学で行われた調査によると、「他人のためにお金を使うと幸せになれる」という結果が。これは632人のアメリカ人にお金の使い道を調査したもので、自分のために使うお金が増えても幸福度は上がらなかったが、他人のために使うお金が増えると幸福度が上がる人が多くなったという。
やす子は飼い猫がかわいすぎて仕事に行きたくないとチコちゃんに相談。岡村隆史は犬を飼う寸前までいったが、周囲にペットを飼うと彼女ができなくなると言われて我慢したという。それを聞いたやす子は「誰か結婚してくれないですか?」と懇願し始めた。
チコちゃんは「なぜ日本人は富士山が好き?」と出題。岡村隆史は「富士山は高くてすごいもんだよという刷り込み」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「徳川家のプロデュースに乗せられたから」。
「日本人が富士山を好きなのは徳川家のプロデュースに乗せられたから」について、静岡県富士山世界遺産センターの松島仁教授が解説。富士山が日本のシンボルになったのは徳川家康の思惑が大きく関わっている。もともと富士山は、今のような人気な山ではなかった。富士山を描いた現存する最も古い絵といわれるのが平安時代の聖徳太子絵伝。後の時代に描かれた富士山と違って、かなり急勾配。昔は都が京都に置かれていたため、京都から見えない富士山は全国的には身近な山ではなく脇役に過ぎなかった。聖徳太子絵伝の絵師は富士山を実際に見たわけでなく、伝聞や物語からイメージして富士山を描いた。富士山を主役にして描くようになったのは室町時代頃から。幼少期、静岡(駿府)で過ごした徳川家康は富士山の存在に目をつけ、世界に誇る日本の象徴に仕立てた。
視聴者から贈られてきたキョエちゃんの衣装を紹介し、視聴者からのおたよりを紹介した。
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次回予告が流れた。
チコちゃんとあっち向いてホイ!