- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史(ナインティナイン) 澤部佑(ハライチ) 渋谷凪咲
オープニングの挨拶。今回は生放送。ゲストは澤部佑と渋谷凪咲。
チコちゃんは「『痛い!』ってとき体の中ではなにが起きている?」と出題。澤部佑は「電気信号が体中を駆け巡り、脳に伝わって、『痛い!』ってなるんじゃないか」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「電気信号&化学物質のリレー」。
「『痛い!』と感じる仕組みは電気信号&化学物質のリレー」について、兵庫医科大学の神田浩里助教が解説。人が痛みを感じるとき、電気信号→化学物質→電気信号→化学物質という情報を伝えるリレーが体の中で行われている。手が何かにぶつかって刺激を受けると、末梢神経(脳・脊髄以外)が外からの刺激の情報を中枢神経(脳・脊髄)に送る。すると、中枢神経がその情報を分析して「痛い!」と判断する。このときに初めて「痛い!」と感じる。個人差はあるが、刺激を受けて「痛い!」と感じるまで約0.3秒以内。
神経細胞のリレーをスタジオに設置した巨大ドミノセットで再現。岡村隆史が本物の痛みを感じて終了。ドミノは大成功となった。
NHK ONEの告知。
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オープニング映像。
チコちゃんは「なぜ早口ことばを言うようになった?」と出題。渋谷凪咲は「早くしゃべる人の方が賢そうに見えて、みんな賢く見られたかったから」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「市川團十郎がのどの薬で救われたから」。
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- 市川團十郎[2代目]特許庁
「早口ことばを言うようになったのは市川團十郎がのどの薬で救われたから」について、清泉女子大学の今野真二教授が解説。早口ことばのルーツを辿ると、古事記や日本書紀などにも似たようなことば遊びが登場する。一般庶民に広がったのは江戸時代になってから。歌舞伎役者 二代目・市川團十郎が演じた「外郎売」の口上がきっかけだったとされている。「外郎売」は5分を超える長い口上をすらすら言い切ることが見事だと話題になって人気を集めた演目。二代目・市川團十郎によって作られた演目だが、作られたきっかけは團十郎ののどの不調。ある時、團十郎が咳と痰で困っていたときに「ういろう」という漢方薬をのんで症状が改善。そこで團十郎はこの薬に感謝し、薬の効能を早口ことばで言う演目を作ったという。
視聴者から寄せられた超ムズカシイ早口ことばで国民的早口ことばコンテストを開催。3位は愛知県のあり 爺さん(5歳+49歳)の作品「朝、傘貸す。朝、傘さす。朝、赤坂サカス。」。2位は兵庫県 チコちゃん拗ねてさん(5歳+63歳)の作品「加賀藩 多賀隆忠が高い価格の硬い刀買いたかったから 多賀藩 加賀氏から多賀隆忠が高い価格の硬い刀買った」。1位は三重県 梅吉さん(5歳+64歳)の作品「生貯蔵酒 貯蔵中 本醸造酒 醸造中」。
チコちゃんは「時計の針が右回りなのはなぜ?」と出題。岡村隆史は「左から回るとものすごく気持ち悪い」などと答えてチコちゃんに叱られた。正解は「エジプト生まれだから」。
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「時計の針が右回りなのはエジプト生まれだから」について、時計メーカー学芸員の小池京子さんが解説。現在の時計の原形は紀元前5000年頃のエジプトの日時計といわれている。日時計は影の位置や長さでおおよその時刻を計るもの。日時計を再現したものを見ると、針は右回り。これが現在の時計に反映されている。南半球で日時計を使うと影は左回り。つまり、エジプト以外で日時計が生まれていたら左回りになっていた可能性がある。
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今回の放送でタライを頭に受けた岡村隆史は「ただ立ってただけなんですけど、みんなに拍手喝采されまして。ありがとうございました」などとコメント。
チコちゃんがNHK ONEの告知をした。
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