2024年3月3日放送 15:00 - 15:55 日本テレビ

テレビ報道記者
開局70年スペシャルドラマ エピソード0 ドラマ見所徹底解説

出演者
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(オープニング)
テレビ報道記者

テレビ報道記者の番組宣伝。

オープニング

オープニング映像。

開局70年スペシャルドラマ テレビ報道記者 ニュースをつないだ女たち エピソード0
芳根京子 日本テレビ報道フロアを調査

実際にドラマの撮影も行われた報道局の内部を知るため、ドラマで新人記者を演じた芳根京子さんが日本テレビの報道局を訪れた。藤井貴彦アナウンサーの案内によるとこのフロアには800人が在籍しているとのこと。報道局で主に取材を行うのは5つの部署で、センターテーブルという報道局の心臓部について芳根は、撮影の時から熱気を感じていたなどと話した。

木村佳乃×報道記者座談会

判決が言い渡されると法廷から飛び出し、カメラのもとまでダッシュする記者たち。裁判中継で話す内容はすべて記者が原稿を書いて呼んでいるそう。社会部入社6年目の雨宮記者によると、勝訴敗訴で人生が変わる人がいるため、思いを伝える意味でダッシュしているとのこと。また裁判を取材するには様々なルールがあり、法定に持ち込みが認められているのはノートと筆記用具のみだそう。雨宮記者は聞き逃してしまうと自分が原稿をかけなくなってしまうので必死に聞いてノートにとっているなどと話した。続いて、2020年には小池百合子知事が報道記者に発した言葉が発端となり、この年の新語・流行語年間大賞に3密が選ばれた。この裏側で報道の仕方にも変化が起きたそう。当時コロナ対策担当大臣の番記者をしていた馬野恵里花記者記者によると、密発言以降に感染リスクを減らすために代表カメラ取材という制度が確立したとのこと。

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「現代用語の基礎知識」選 2020ユーキャン新語・流行語大賞 発表・表彰式小池百合子
芳根京子 日本テレビ報道フロアを調査

藤井貴彦アナウンサーを案内役に報道フロアを巡る芳根京子さんが、実際の記者に直撃取材を行った。サイバー取材班ではSNS上からAIが事件や事故に関する投稿を選抜するシステムを利用して情報をいち早く見つけ出し、投稿者とコンタクトをとってニュースとして報道することもあるとのこと。ドラマで新人記者の芳根さんが最初に行ったのがSNSなどから容疑者や被害者の情報を見つけ出し特定することで、容疑者の写真が複数見つかった場合にどの写真で報道するかなど新人記者ならではの苦悩も描かれた。芳根さんはドラマを通して記者の葛藤などの裏側を伝えられたらうれしいなどと話した。

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X帯広市(北海道)所沢市(埼玉)
木村佳乃×報道記者座談会

続いてドラマで題材にしたのが2008年6月に東京・秋葉原で起こった事件。休日で賑わう、秋葉原の歩行者天国に男がトラックで突っ込み、その後、歩行者を次々とナイフで刺した。7人が死亡し10人が重軽傷を負った。この事件のとき日本テレビだけが撮影できた映像があった。語るのはドラマの責任者・長田宙さん。事件当時、長田は報道局社会部に在籍。この事件を担当していた。現場にたまたま日本テレビのスタッフがいてカメラを持っていたから全部を回したという。犯人が確保された直後の映像を紹介した。

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秋葉原(東京)

次のテーマは「今だから言える◯◯」。本岡英恵は代表カメラで安倍総理を取材の時。なかなかこなかったので、隣の記者と雑談が始まってしまった。全然個来なくて、雑談が楽しくなってしまい仕事の愚痴や上司の愚痴も話していた。マイクが入っていて日テレ、TBS、テレ朝など全部聞こえてしまったという。石浜勇樹は地下鉄という言葉のアクセントが間違っていてものすごく怒られたという。

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TBSテレビテレビ朝日安倍晋三日本テレビ放送網
江口のりこ”報道記者”役作り

社会部の記者・真野二葉役を江口のりこさんが演じている。そのモデルとなったのが入社23年目の森田陽子記者。江口さんは森田記者を取材し、役作りをした。森田記者が働く警視庁記者クラブには新聞社やテレビ局など各社に割り振られた取材部屋がある。事件・事故の情報が集まり会見が行われるため、24時間体制で記者が常駐している。ドラマのセットではこの部屋を完全再現した。簡易的な中継機材の装備まで再現している。今回、未解決の上智大生殺人放火事件の遺族に向き合う記者を演じた。

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上智大学小林幸子小林賢二小林順子警視庁警視庁記者クラブ霞が関(東京)
木村佳乃×報道記者座談会

警視庁記者クラブサブキャップを務める石浜勇樹記者は、趣味の映画を観る際に「すぐに電話に出られるように通路側のぎりぎりの席をとる」と独自のルールを決めている。雨宮千華記者は誕生日の席でコース料理を食べている最中、呼び出され花束を片手に警視庁本部に向かったエピソードを話した。

昭和・平成・令和、3つの時代で奮闘する女性記者。記者でありながら女性としての生き方や苦悩など時代とともに変化する様も描かれている。雨宮千華記者が女性記者で得したことは通報されないことで、他社の記者と張り込み中に愛が芽生えることもあるという。

(エンディング)
エンディングトーク

下川部長は「舞台裏で記者たちが色んな悩みを抱えながら、正しい情報をなんとか伝えたいという思いの中で、藻掻き苦しんでいる人間らしさみたいなところもご覧いただきたい」とコメントした。

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