- 出演者
- 北村花絵 石川ありす バイマーヤンジン
オープニング映像。今回はチベット声楽家 バイマーヤンジン。テーマは「チベットの心、日本の心を歌う【親の願い 子どもの夢】」。
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- バイマーヤンジン
静岡県沼津市にある原地区センターにてチベット声楽家であるバイマーヤンジンが講演を実施。バイマーヤンジンは今日の衣装は所有する中でも一番貴重なものであり、チベットと日本の生地を併せた衣装になっているなどと語った。バイマーヤンジンがチベット民謡「しあわせの花」を生歌で披露した。
チベット声楽家であるバイマーヤンジンが「親の願い 子どもの夢」をテーマに講演を実施。バイマーヤンジンは一人息子が誕生した日の喜びや子供に対する期待が膨らんでいくのを今でも覚えているなどと語った。バイマーヤンジンは息子が進路に悩んでいた時、理系を学んでいたものの民俗学を学びたいと選択し、その志は親から見ても素晴らしいものであったが、冷静になった時に民俗学では就職は難しいと考え一度は反対したのだなどと明かした。バイマーヤンジンは息子と進路について話している内に、民俗学へ進むことを反対することをやめ、それは中学受験の時に息子が希望する学校ではなくバイマーヤンジンが希望する学校へ通わせ、その結果息子が学校で問題を起こしても母が決めた学校だからだと言われ、親だからと息子のことを勝手に決めては行けないのだと学び、自分が子供時代に声楽を専攻すると決断して一度は親に反対されたことを思い出したのだなどと告げた。
バイマーヤンジンは息子の民俗学へ進む夢を応援するようになり、息子に民族について質問すると、学校についてはほとんど口にしてこなかった息子から次々と知識が湧き出てきて話し伝えてくれ、既に世界史についてかなりの知識を身に着けていたことに驚いたなどと語った。バイマーヤンジンは生き生きと民俗学について話す息子の表情を見て、息子に自分の道を自由に決めていいと伝えることができ、いつの間にか息子が自分を成長させてくれていたなどと説いた。
講演を終えたバイマーヤンジンはハグして励ますと元気を吸われている気がすると嫌がっていた息子が、自分が講演を控えて不安がっていると息子からハグして不安を拭い去り、またカッコつけずに素直に話すように助言してくれ、子供は愛情を注げばその分だけ成長してくれると感じたなどと明かした。
テレビ寺子屋の次回予告。
エンディング映像が流れた。