2024年11月2日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー2024
『女ヤクザ』の懺悔録

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

テレメンタリー2024
『女ヤクザ』の懺悔録

その1週間後、ユウジがロアビルに帰ってきたとの連絡が入ってきた。元暴力団員で薬物事件で3回服役を繰り返してきた。過去の縁を断ち切るために会に加わったばかりだった。

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ロアビル五仁會

家屋解体の工事現場にユウジさんが。あの一件以来騒動を起こした知人とは縁をきって仕事にもほぼ毎日顔を出すようになった。仕事終わりに一杯飲むがこのささやかな楽しみがユウジさんを薬物から遠ざけていた。清掃ボランティアの日には時間になっても現れない住人を迎えに行く。この清掃ボランティアは住人同士の安否確認になっているという。街の清掃がおわると誰ということなく一階の共有スペースで西村さんを囲んでとりとめもない話をする。彼女にとっても大切な居場所になっていた。岐阜支局は再犯防止活動で総理大臣賞をうけた地元の大学教授が支援していて、活動の意義を語る。活動を初めて1年が経過すると異変が。様々な悩みを抱えた受刑者たちが西村さんのもとに相談するようになった。ジュンさんは主に薬物事件で7回服役。悪い仲間との縁をきるために五仁會の門を叩いた。西村さんを相談相手にし、ジュンさんはなにかと頼りにするようになった。さらにビルにも住みはじめ厚生の道を歩みはじめた。しかしジュンさんの入居予定日になってその姿がない。その3週間後にジュンさんから電話があり、昔の仲間に追われ四国にある薬物依存施設に逃げ込んだと話した。西村さんは無事の知らせに胸を撫で下ろした。

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ロアビル五仁會

五仁會の母親のような存在でもある西村さんだが、元暴力団組長の夫との間にできた2人の息子がいる。しかし今年28歳と21歳になる息子とは10年近く絶縁状態に。次男の出産後に正式に暴力団をやめて介護ヘルパーは医療事務の資格をとったが刺青が原因で不採用に。自業自得の上、生活のために手を染めたのは覚醒剤の販売。激しい夫婦喧嘩がたえず離婚に。子供は母親への嫌悪感が強くなっていたという。長男は高校を中退後に格闘家を目指し上京。次男は小学生だったために父親がひきとった。生死の境をさまよい厚生支援に目覚めたことで、後悔と子供への愛情が日に日に蘇ってくるという。7月下旬、ロアビル入居直前に失踪したジュンさんは、あれから西村さんの元へ戻ってきた。しかし乗っていた車が盗難車の疑いがありすぐに逮捕された。西村さんはジュンさんの身元引受人となり、以来欠かさず面会を続けている。

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ロアビル五仁會
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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