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オープニング映像。
東京パラリンピックではど派手な装飾を施したデコトラが注目を集めた。ブームは過ぎ去ったが、デコトラの光を灯し続ける人々は絶えない。
全国哥麿会は日本最大のデコトラ組織で、会員数は500人にのぼる。田島順市氏は三代目会長を務め、「デコトラは都会ではなく、地方の文化」、「ごっついだけじゃなくて、面白みも必要」などと話す。映画「トラック野郎」に憧れ、のちに出演も果たした。デコトラを集めるために設立されたのが全国哥麿会で、全盛期の会員数は3000人を超えた。また、田島氏は「今まで人を救ったことがなかったり、喜ばれたりすることがない人間が多い」と語り、自信を持って貰うため、社会貢献のために震災の被災地で復興イベントを催した。
田島氏は小学1年で結核と診断され、入院生活を経た後に待っていたのは凄絶ないじめだった。その反動からいじめをする側にまわり、高校時代には警察の厄介に。退学処分になりかけたが、恩師に恵まれたことで卒業を果たせた。田島氏は弱者の立場がよく分かるといい、会員の秋山和也さんを気にかけていた。父の影響でデコトラに惹かれたが、22歳の時に父親が自死した。しばらくした後に田島氏に告白すると、「困ったことがあれば言えよ」と手を差し伸べてくれたという。大晦日、深谷市でチャリティーイベントが開かれ、全国から300台を超えるデコトラが集結。田島氏に会いたいとやってくる人は少なくなくないという。1月6日の夜、哥麿会のメンバーはトラックにテント、ストーブなどを積載し、能登半島地震の被災地で炊き出しをすることに。田島氏は被災者のことを思えば、距離が遠くてもどうということはないという。
エンディング映像。
「ドキュメント20min.」の次回予告。
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