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オープニング映像が流れた。
東京・江東区豊洲は埋立地として作られた街で築地からの市場の移転など再開発が進んでいる。街中を抜けると見えてくるのが7年前に開通した豊洲大橋である。11月7日(金)の12:00に撮影を開始。早速歩いてきた男性は近くに住んでおり、仕事の合間にいつもこの橋を歩くらしい。橋の全長は550mで歩いて渡ると10分近くかかる。豊洲から対岸へ渡った先は中央区晴海である。オリンピックの選手村跡地に続々とマンションが建てられていた。午後2時半、自転車を押してゆっくり歩いてくる人がいた。この橋が通勤ルートらしく豊洲市場で働き始めてまだ半年ほどの栄養士であった。帰宅ラッシュの夕方5時になると橋を渡るバスは大混雑となっていた。一方橋の上では休憩している夫婦と赤ちゃんやさっそうと橋を歩いていく高校1年生の女の子がいた。午後6時半になると真っ暗な中、一人ベンチに座って遠くをみつめている人がいた。転職活動が落ち着いたのでリラックスに来たという。夜9時すぎになると寄り添いながら歩いてくる2人組がいた。新潟出身の大学1年生で半年ほど前、憧れだった東京に出てきたそうである。
撮影2日目となり朝7時半に走ってくる集団がいた。豊洲にマンションが建ち始めた20年前からの住人であった。今は価格が5倍となり1億5千万円ほどになっているという。77歳で市場で働き半世紀となり、築地からの移転も経験した男性もいてこの先も働くために自宅から40分かけて歩いていた。昼12時となり、ベンチで寝ている人がいたが約40分後に起きていた。1か月前に耳の不調でめまいを起こし、救急車で運ばれたそうである。景色を眺め、家族のことを思い出していた。夕方5時前、足を基にしながら歩いてくる人がいた。50歳の頃に憧れの高層マンションを買ったが思わぬことになっているそうである。夜景が綺麗な時間となり、橋の上で写真を撮る一組の男女がいた。2か月前にオンラインの結婚相談所で出会ったそうだが男性は最近まで恋愛に前向きではなかったという。家族のおかげでもう一度誰かとつながりたいと思えたとのこと。
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撮影3日目は日曜日だが朝から雨で橋を歩く人はほとんどいなかった。寒い中半ズボンで現れた男性は銀座の一等地で音楽バーを経営しているという。男性は福島出身で37歳の時、東京に出て自分の店を始めたそう。周囲の店が開いては閉店する移り変わりの早い大都会で8年続けてきていた。午後4時すぎになると雨があがり橋にも人が出てきていた。座っていた2人は職場の同僚でたまたま近くで仕事があり、帰りにこの橋を見つけたそうである。2人とも転職経験者でいろいろ悩みながら今の仕事にたどり着いたという。また雨が振り出したが時折立ち止まり、しっかりと自分の歩幅で歩いていた。
11月10日(月)の朝7時半になると、日本橋で料理店を営み仕入れでこの橋を行き来する76歳の男性や銀座から30分歩いて昼ご飯を食べに来た男性がいた。
「ドキュメント72時間」の次回予告をした。
