2024年9月7日放送 13:05 - 14:42 NHK総合

ニュース「立憲民主党代表選 立候補者討論会」

出演者
山内泉 
(ニュース)
立民代表戦 2024 立民代表選 候補者討論会

立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会を伝える。主催は日本記者クラブ。一番訴えたいこと。野田元首相「政権をとる。その先頭に立つ」。枝野前代表「ヒューマンエコノミクス。人間中心の経済へ」。泉代表「立憲民主が政権を担う」。吉田晴美衆院議員「教育×経済=国民生活の底上げ」。登壇者どうしの質疑応答。枝野「野田氏は分厚い中間層を復活させるために、どういう政策をどういうプロセスで実行しようとしていくのか?」。野田元首相は、分厚い中間層を掲げた政権だったが、12年経ってむしろ格差は課題してしまった、まずは中間層から零れ落ちそうな人からセーフティネットを張っていくのがやっていかなければならないこと、などと答えた。泉「枝野氏は発言で消費税減税は間違いと発言した。食料品の非課税や、一律減税という考え方はあるのか?」。枝野氏は、政策活動費も企業団体献金も直ちに廃止する法律を作るべきだと思うが、自民党が応じない場合でもせめて一円から透明にしろと迫るプロセスを示しているつもり、などと回答した。吉田「枝野氏はジェンダー平等に関して何が重要だと考えているか?」。枝野は、まず我々自身の働き方改革を進めて政治ですらやっているんだからと民間企業に迫っていくのが必要などと語った。野田「泉氏は県連や総支部のフランチャイズ化は?」。泉代表は、少しでも多く総支部に回そうとしてきた、次の総選挙に向けては交付金の前倒しも含めてやりたいと考えていると述べていた。

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立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会を伝える。登壇者どうしの質疑応答。泉「野田氏は食料品の税率を下げないのか?」。野田は、軽々に引き下げる話をできる立場ではない経験もしている、今のアコードは現場から離れている、見直すべきだと答えていた。吉田「野田氏の考える悪い政治の慣習とは?」。野田は世襲の議員が自民党は多すぎるし平成になってから総理大臣になった人で世襲じゃないのは菅さんだけ、政治資金を相続させないのがスタートじゃないかと話した。野田は枝野に、被選挙権改革がポイントだと思うが、政治とカネの先の政治改革はどう考えているかと質問。枝野は、少なくとも比例代表では女性議員を増やすことができるので実行していきたい、などと語った。枝野「泉氏の考える総選挙に向けての新しいチャレンジは?」。泉代表は、先輩たちに党が訴えていることと同じ言葉で全国で語ってもらいたいと要望していた。

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立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会を伝える。日本記者クラブ企画委員(加納宏幸、川上高志、播摩卓士、辻本浩子)による代表質問。次の解散総選挙で何を一番訴えるのか?。野田「セーフティーネット。若者の貧困、経済的な困窮」、枝野「公共サービスの質確保」「賃上げ、所得増につながる政治的決定」、泉「教育の無償化、地域産業を伸ばす」、吉田「国公立大学の無償化。全国一律最低賃金1500円」。他候補にない自分の強みと自身の課題は?。枝野「危機に対応した経験」、泉「最も厳しい党勢で代表担った」「多くの当選者を出していきたい」、吉田「リーダーに必要なことは適任者を選ぶこと」決断力、人を見る目はあるのではないかと思う」、野田「政権を取り戻すため先頭に立たなければいけないと決意をした」。維新、共産党との連携は?泉代表は、選挙前から立憲民主党が維新と一緒に何かをやるのは難しい、共産党は大きな国家間、安全保障の考え方では共に政権を担うことはできないと考えている、国民民主党と連理を組むことは考えているが現時点ではそれ以上ないと語った。吉田は選挙協力は進めるべき、ただその先にある政権を担っていくかについては立憲民主党が主導でやるべき、だとした。野田は単独で政権が取れればベストだがそういう現状ではない、野党勢力の議席の最大化を目指す、まとめていく努力を諦めずにやっていく、などとした。枝野は、3年前に一番反省をしているのが我が党の姿勢として他党の力を借りなければ選挙戦えないというと弱く見える、厳しくても自立して政権を担うという気概を示さないといけない、維新と共産党とは包括的な連携は難しいが国民民主党とは連携を強めていきたいとした。

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立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会を伝える。日本記者クラブ企画委員(加納宏幸、川上高志、播摩卓士、辻本浩子)による代表質問。食料品のゼロ税率は時限的なのか長期的な税制改革か?吉田「時限的に消費を喚起する」、泉「恒久的に食料はゼロにする」、枝野「インボイスをやめる」、野田「税率を下げることは軽々には言えない」。再度の所得税減税の必要性があるか?野田は定額減税が実際されたがすごく評判が悪い、減税ですら政府が信頼されない、ましてや防衛増税だとか少子化対策の負担増など受け入れられるわけがない、などと語った。枝野は、同じ財源を使うなら給付のほうが早い、と述べた。吉田は、定額減税について厳しい声をもらっている、給付にすべきだったと述べた。

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立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会を伝える。日本記者クラブ企画委員(加納宏幸、川上高志、播摩卓士、辻本浩子)による代表質問。最終的に原発をゼロにするか?。東京電力の柏崎刈羽原発の7号機再稼働を認めるべきか?。泉「すべてをクリアしたものに関しては動かすことはあってよい」、吉田「原発のない社会を目指す」、野田「現実的な対応をとる」、枝野「再生可能エネルギーで近い将来に賄える」。医療や介護の費用負担をどうするか?続いて社会保障について。負担をどう分かち合っていくのか、などビジョンについて質問。野田は社会保障のあり方を見直しをして、大きな議論を党内を上げてやっていくべきだとした。枝野は、特にいま日本で足りないのは介護職員などをはじめ担い手が足りない、などと述べた。泉は介護人材が集まって多くの方々の面倒を見れるために介護職員の待遇を上げていく、などとした。吉田は、政治に対する信頼、社会保障に使いますと言って本当に使われているのかという国民の疑問がある、と語った。少子化対策にあえて一つ重要なものを挙げるなら、と言われたら教育費に関して、しっかり国が提供できる体制があるのが大きいのではないか、などと述べた。

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立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会を伝える。日本記者クラブ企画委員(加納宏幸、川上高志、播摩卓士、辻本浩子)による代表質問。集団的自衛権については違憲か?。野田「米国と丁寧に協議をする」、枝野「集団的自衛権の公使は明確な憲法違反」「地位協定を見直す」。 吉田は、憲法9条の改定を求める国民の声があるのか、為政者からの論であれば疑問符が付く、などと述べた。米国軍普天間飛行場の辺野古移設は?野田は、相手の動向を見ながら慎重に真剣に考えていくのが立場だとした。枝野は治外法権と言われても仕方がないような地位協定の見直しについて積極的に日本政府がアプローチをしている姿が見えていない、などと語っていた。政治不信を払拭するため、政権を取ったら何をやる?。野田は「政策活動費など大玉を含んだ抜本改革を野党と共闘しながら迫っていく」。泉「政策活動費の使途不明金の根絶」、吉田「領収書は全面公開」。

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発言のポイント/現在の情勢は/代表戦の争点

立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会。立憲民主党の代表選挙の候補者による討論会。政治部・谷井実穂子記者がポイントを解説。日本維新の会や共産党との距離感の違いが浮き彫りになった。最大の争点になるのは衆議院選挙での野党連携の在り方。すべての候補者が企業団体献金を禁止するなどして、政治とカネの問題に取り組む姿勢を打ち出している。立憲民主党の代表選挙が告示され、野田元総理大臣、枝野前代表、泉代表、吉田晴美の4人が立候補を届け出た。4人の闘いになったが現時点で誰かに支持が集中しているということはないという。今後の争点について、政治改革については全ての候補者が訴えている。ただ、先の国会では政治資金パーティーを禁止する法案を提出する一方で、党幹部がパーティーを予定していたことが明らかになり批判を浴びた。

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立民代表戦 2024 立民代表選告示 4人が立候補

立憲民主党の代表選挙が告示され、野田元総理大臣、枝野前代表、泉代表、吉田晴美の4人が立候補を届け出た。今月23日に投開票に向けて選挙戦に入る。

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