2024年12月1日放送 10:00 - 10:05 NHK総合

ニュース・気象情報

出演者
井上二郎 赤木野々花 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
トランプ氏 カナダ トルドー首相と会談 “薬物問題 貿易赤字など話し合った”

米国のトランプ次期大統領は、カナダのトルドー首相と行った会談についてSNSに投稿した。共和党の次期上院議員がSNSに投稿した写真では、米国のトランプ次期大統領とカナダのトルドー首相が笑顔を見せ、トランプ次期政権でそれぞれ商務長官と安全保障政策を担当する大統領補佐官への起用が発表されているラトニック氏とウォルツ氏らの姿も確認できる。トランプ氏は先月29日夜に自宅で行った会談について、SNSで「とても生産的だった」と評価した。会談では「不法移民とともにカナダなどから流入しているとする薬物の問題や、米国のカナダに対する貿易赤字などの課題について話し合った」としている。そのうえで「薬物がはびこり市民が犠牲となる事態を、これ以上見過ごさないとはっきりと表明した。トルドー首相も、ともに取り組むことを約束した」としている。一方、トルドー首相は「すばらしい対話だった」とコメント。トランプ氏は25日、「カナダやメキシコからの犯罪や薬物の流入が止まるまで、両国から輸入されるすべての製品に25%の関税を課す」と発表していて、会談でどこまで踏み込んだやり取りがあったのか注目される。

キーワード
ジャスティン・トルドードナルド・ジョン・トランプハワード・ラトニックマイケル・ウォルツ
内戦続くシリア 第2の都市 反政府勢力が大部分制圧

シリア国内の情報を集めているシリア人権監視団によると、先月27日以降一部の反政府勢力がアサド政権が支配してきた第2の都市・北部アレッポに向けて大規模な攻撃を行い、政府機関を含む市内の大部分を制圧したという。一方、シリア軍も「反撃に備えるため部隊の再配置を行った」などと撤退を認めたうえで、「奪還に向けて準備を進めている」としている。これまでに、アレッポなどで民間人を含む310人以上が死亡したという。シリアでは2011年、「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が波及する形で反政府デモが各地に広がり、これをアサド政権が弾圧したことで激しい内戦に発展した。アレッポは反政府勢力の最大の拠点だったが、2016年にロシアの支援を受けたアサド政権側が完全に制圧していた。今回の大規模攻撃を受けて、ロシアは反政府勢力の拠点を空爆したほか、アサド政権側に追加の軍事支援を約束したと報じられている。米国のCNNテレビは「反政府勢力は奇襲攻撃を始め、長年ほとんどこう着していた紛争を再燃させた」と伝えていて、戦闘の拡大や避難民の増加など情勢の悪化が懸念される。

キーワード
Cable News Networkアレッポ(シリア)シリア軍モスクワ(ロシア)
気象情報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.