- 出演者
- 伊藤海彦
オープニング映像。
石破総理大臣は記録的な大雪となっている青森県の宮下知事から除排雪を速やかに進めるための財政支援を要請されたのに対し可能なかぎり対応する考えを伝えた。青森県の宮下知事はきょう総理大臣官邸を訪れて石破総理大臣と面会し、記録的な大雪の被害の状況を説明するとともに国による財政支援を求める要望書を手渡した。この中では道路の安全確保が必要だとして除排雪を速やかに進めるため特別交付税による措置を講じるとともに県や市町村への経費を追加配分することなどを求めている。これに対し石破総理大臣は「高齢化が進み除雪のマンパワーも減っているということであり国が持つ機材の貸し出しはもちろん交付税をはじめとする財政援助も可能なかぎり行いたい。繰り上げ交付も検討し特段の配慮を講じていきたい」と述べた。
バイデン大統領は15日、退任を前に国民向けの演説を行い“私の政権による8か月の交渉の末、イスラエルとハマスの合意が実現した”と述べ、停戦の合意はみずからの政権の成果だと誇った。4年間の実績として、“新型コロナウイルスの流行を乗り越えて経済を回復させ、およそ1700万の新規雇用を創出した”とし、“外交安全保障ではNATO(北大西洋条約機構)を強固にし、中国との競争でも優位に立っている”と強調したうえで、“トランプ次期政権の発足後に少数に権力が集中した支配体制が作られかねない”として“国民は権力を監視しなければならない”と警鐘を鳴らした。そして“公平な機会こそが米国を米国たらしめている”と述べて、“自身の退任後もすべての人に公平な機会を与えることを重んじる国であってほし”いと呼びかけた。
幕末の1860年、彦根藩主の井伊直弼が薩摩藩などの浪士に暗殺された「桜田門外の変」の歴史上のわだかまりを解消して交流を深めようと滋賀県彦根市と鹿児島市が16日、交流連携協定を結んだ。彦根城内の建物で行われた締結式では井伊家や薩摩藩の島津家など関係する子孫が見守る中、彦根市長と鹿児島市長が協定書に署名した。協定書には井伊家と島津家の歴史的なつながりを礎として両市が連携していくことなどが盛り込まれている。
全国の気象情報を伝えた。