- 出演者
- 角谷直也
オープニング映像。
民間の調査会社「帝国データバンク」が国内の主な食品メーカー195社を対象に行った調査によると、来月値上げされる食品は4225品目に上り、おととし10月以来1年半ぶりに4000品目を超えた。主な品目では、みそやドレッシングなど調味料が2034品目と最も多く、次いで缶ビールや缶酎ハイ、コーヒーなどの酒類飲料が1222品目などとなっている。調査会社によると原材料の調達コストの増加に加えて人件費や物流費の上昇などを値上げの理由に挙げるメーカーが多いということで、ことしに入って去年を上回るペースで値上げが続いている。帝国データバンクは「少なくとも夏にかけて断続的な値上げラッシュが見込まれる」としている。
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卵の高値が続いている。今月、東京地区で取り引きされた卵の卸売価格の平均は鳥インフルエンザによる影響が続き、Mサイズ1キロ当たり327円と統計を取り始めた1993年以降で3月としては2番目の高値になっている。このほかの地域でも名古屋地区で339円、大阪地区で312円などと300円を超えている。農林水産省は“春の行楽シーズンは卵の需要が増える傾向にある”として、卵の高値はしばらく続くのではないかとしている。
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イランが核開発を巡る米国との協議について間接協議であれば応じる考えを示す中、トランプ大統領は30日、NBCテレビの取材に対し核開発の制限を巡り「合意に応じなければ爆撃を受けることになる」と述べた。トランプ大統領は米国とイランの当局者が交渉中だとしているが、攻撃の可能性を示してイラン側に早く協議に応じるよう圧力を強めた形。
企業の生産活動を示す2月の鉱工業生産指数は2020年を100とした指数で102.4となり、輸出向けの半導体製造装置の生産が増えたことなどから前の月を2.5%上回り4か月ぶりに上昇した。今後の見通しについて経済産業省は“調査の中でトランプ大統領の関税政策を懸念する声が聞こえてくるので今後の企業への影響を注意深く見ていきたい”としている。
経営難に陥っている中国の不動産大手「碧桂園」は去年1年間の最終赤字が日本円で6700億円余りに上ったことを明らかにした。最終赤字が3兆円を大きく上回ったおととしと比べると赤字の額は減ったものの、依然として大幅な赤字となり不動産不況の長期化で厳しい経営が続いている。
全国の気象情報を伝えた。