- 出演者
- 山内泉
子育て世帯の負担を軽減しようと神奈川・横浜市は、子育てに関わるさまざまな行政手続きをオンラインで行えるWEBサイトを来月から開設することになった。WEBサイトは横浜市が市内に住む妊娠中の女性や中学3年生までの子どもを育てている世帯を対象に来月1日から開設する。登録してアカウントを取得すると、児童手当の請求や小児医療証の交付申請などの手続きを区役所に出向くことなくオンラインで行うことができる。ほかにも子どもの年齢に応じて予防接種の時期やお薦めのイベント情報が表示されるほか、授乳室やおむつ交換台がある施設や子育ての相談ができる場所を検索する機能もある。来月の開設時点ではオンラインで行える手続きは9つだが、市はことし10月には出産費用と妊婦健診の補助申請なども加える予定で、来年度にかけて約50にまで増やしていく計画。ことし秋までにWEBサイトと同じ機能を盛り込んだスマートフォン用のアプリを公開する予定。横浜市・山中竹春市長は「デジタルを使い、子育て世帯のゆとりをつくる。全員が使ってもらえることを目指して“パマトコ”の便利さを伝えてきたい」と述べた。
東京・新宿歌舞伎町では通称「トー横」に家庭や学校に居場所がない中高生などが集まって性犯罪に巻き込まれたり、ホストクラブを利用した客の女性が高額な料金を請求されたりするケースが相次いでいる。こうした中、都は子どもや若者たちが犯罪やトラブルに巻き込まれないよう、歌舞伎町にある東京都健康プラザ「ハイジア」の15階に専門の相談員による常設の相談窓口を設けた。窓口では、お菓子や軽食が用意されているほか携帯電話の充電器やWi−Fiを無料で使うこともできる。都内に在住か在学、勤めている人とその家族などが対象だが、名前や住所を明かさなくても利用でき祝日を除く毎週火曜日〜土曜日の午後3時〜午後9時まで対応している。東京都都民安全調整担当課長・細谷健さんは「専門的な知識を持っている相談員もいるので、気軽に立ち寄り、一人ひとりにきめ細かく対応していくので安心して話してほしい」と語った。
午後0時12分ごろ、東北地方でやや強い地震があった。震度4:福島・中通り、浜通り。震度3:宮城・南部、茨城・北部。この地震による津波の心配はない。