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(ニュース)
アカウミガメの産卵 ロボットで確認へ
千葉県白子町の砂浜は、絶滅危惧種のアカウミガメの産卵地となっている。毎年5月から8月にはボランティアが毎朝6キロほどの砂浜を歩いて卵や足跡などを確認し保護につなげてきたが、ボランティアの高齢化が進んでいることからロボットを活用する実証実験を始めた。ロボットには360度を見渡せるカメラが搭載され、事前に設定したルートに沿って自動走行し、インターネットを通じて映像をリアルタイムで確認できる。ボランティアたちは試験的に作ったウミガメの足跡が映り込むと現場に駆けつけて卵を保護する手順を確認していた。実証実験を担うコンサルタント会社によると、こうした取り組みは全国で初めてだということで、データを収集して来年からの本格導入につなげたいとしている。
富岡製糸場世界遺産10年 生糸の歴史伝える企画展
群馬県の富岡製糸場と絹産業遺産群は明治5年に建てられた日本で最初の官営の製糸工場で、10年前、世界遺産に登録された。高崎市の県立歴史博物館で開かれている企画展には日本の生糸生産の歴史を紹介する資料およそ200点が展示されている。このうちモールス電信機は江戸時代末期に米国のペリー提督によって日本に持ち込まれ、生糸や繭を売買する際の連絡手段として使われていた。企画展は来月1日まで開かれている。