- 出演者
- 池田伸子
オープニング映像。
東京電力は福島第一原発のトリチウム等の放射性物質を含む処理水について基準を下回る濃度に薄めた上で昨日から海へ放出を始めた。これを受けて水産庁は放出後初めて、福島沖でとれた魚のトリチウム濃度の分析を、業務を委託している研究所の宮城県多賀城市で行なっている。施設には原発から約5キロで今朝水揚げされたヒラメとホウボウが1匹ずつ持ち込まれ、担当者が専用の装置を使い、トリチウム濃度を分析した。これまでの方法では分析に1か月以上かかっていたが、とある装置を使うと1日程度で結果が分かるという。今日の分析の結果は早ければ明日にも水産庁のホームページに公表予定。
処理水の放出を巡って中国は日本産の水産物輸入を全面的に停止しすると発表した。西村経済産業相は「わが国として断じて受け入れられるものではない。根拠のない規制など即時撤廃を政府一丸となって強く求めていく」等とした。野村農林水産大臣は「規制の影響を注視しつつ、状況に応じ国内消費拡大、国内生産維持、輸出先の開拓など、臨機応変な対策に万全を期していきたい」等と述べ、水産業の関係者の支援に全力をあげる考えを強調した。
午前11時までの最高気温は新潟市秋葉区で37.1℃、富山市で36.8℃、石川県小松市で36.7℃等となっている。北海道でも新冠町新和で35.2℃となっている。この後も気温は上がる見込みで、日中の最高気温は新潟県長岡市や、福島市、山形市、秋田県横手市などで38℃と危険な暑さが予想される。北日本、北陸、関東を中心に熱中症の危険度を示す暑さ指数が原則、運動を中止する「危険」となっている。環境省のホームページなどで暑さ指数を確認し、屋外や空調の無い屋内での運動を見合わせる他、冷房を適切に使用し、喉が乾いていなくても定期的に水分をとるなどの対策が呼びかけられた。
小学校の復旧進み 子どもたちの姿戻る。秋田市の小学校は先月の大雨で体育館などが水に浸かったため全校集会は教室で。校長が浸水当時の学校の様子を子どもたちに伝えた。福岡・久留米市の小学校はきょうが2学期の始業式。先月の大雨で校舎などが浸水したため授業ができなくなり臨時休校のまま夏休みに入っていた。先週台風7号の影響を受けた兵庫・香美町では二十世紀梨の出荷が始まった。地元JAによると”対策とったことで被害はわずかに、例年並みの出荷ができそう”だという。
大雨被害 政府「激甚災害」指定を決定。ことし5月28日~先月20日にかけ九州・中国・東海・北陸・東北などで記録的な大雨、農業施設・道路・学校にも甚大な被害が出た。この復旧費用の見込み額が一定の基準を上回ったことから政府はきょうの閣議で「激甚災害」に指定することを決めた。これにより自治体が復旧工事を行う費用などについて国からの補助率が引き上げられる。「激甚災害」に指定される政令は今月30日に施行される見込み。
大谷翔平選手 遠征先へ同行 指名打者で出場へ。大谷選手は先発登板した23日、今季最短の2回途中で降板した。検査の結果、右肘のじん帯を損傷したとして球団は投手としては今季を終えると発表した。24日、本拠地のスタジアムに姿を見せた大谷選手。25日からのメッツとの3連戦のため、チームと遠征先のニューヨークへ向かった。球団によると当面は指名打者として出場する。25日のメッツ戦は今季10勝の千賀滉大投手が先発予定で大谷選手が出場すれば大リーグ初対戦となる。
エンディングの挨拶。