- 出演者
- 山内泉
オープニング映像。
日銀はことし3月にマイナス金利政策の解除など大規模な金融緩和策からの転換に踏み切ったが、その後も月間6兆円程度で国債の買い入れを続けていて金融政策の正常化に向けた対応が課題となっている。今回の会合では円安が物価に与える影響や3月の政策転換後の金融環境などを踏まえて、国債の買い入れの減額について議論している。日銀内では市場に対して分かりやすい形で示すべきだという意見がある一方、減らす金額やペースを限定しすぎると柔軟性が失われ想定以上に金利が上昇するリスクが増すという懸念も出ていた。このため買い入れ額に幅を持たせ段階的に減らしていくことや、減額の時期を示すことなどを議論しているものとみられる。日銀はまもなく決定内容を公表する見通しで、金融政策の正常化に向けてどこまで踏み込んだ姿勢を示すのかが焦点。
- キーワード
- 日本銀行
改正出入国管理法などは技能実習制度を廃止して新たに育成就労制度を設け、外国人労働者を原則3年で専門の技能があると認められる特定技能の水準にまで育成するとしている。受け入れる分野は働き手が不足している介護や建設、農業などが想定されていて、これまで原則認められていない別の企業などに移る転籍を一定の要件のもと同じ分野に限り認める。また故意に納税などを怠った場合は永住許可を取り消すことができることも盛り込まれていて、付則で取り消す際には生活状況などに十分配慮するなどとしている。参議院本会議で採決に先立ち討論が行われた。採決の結果、自民党と公明党の両党や日本維新の会、国民民主党などの賛成多数で可決成立した。立憲民主党や共産党、れいわ新選組などは反対した。改正法は3年後の2027年までに施行される。
キリンホールディングスは2019年にファンケルに対しおよそ1300億円を出資して筆頭株主となり現在、株式のおよそ33%を保有している。関係者によると今回キリンはファンケルに対してTOBを実施し、残りの株式を取得して年内にも完全子会社化を目指す方針を固めたことが分かった。今回のTOBによる買収額は2000億円規模になるものとみられる。健康志向の高まりを背景に主力のビール類の市場が伸び悩む中、キリンは去年8月に健康食品を手がけるオーストラリアの企業を買収するなど健康関連の事業を強化していて、ファンケルを完全子会社化することで事業を加速するねらいがあるものとみられる。キリンはきょうの取締役会でこうした方針を正式に決定し、発表する見通し。
2試合連続ホームランと調子を上げているドジャースの大谷翔平選手がレンジャーズ戦に先発出場。試合前には山本由伸投手がファンと始球式を行った。大谷選手の最初の打席はセカンドゴロだった。試合は現在も続いている。
米国の電気自動車メーカー「テスラ」は13日、株主総会を開きイーロンマスクCEOへの日本円でおよそ8兆8000億円に上る報酬を承認した。マスクCEOへの巨額の報酬を巡っては一部の株主が“報酬は過剰だ”などとする訴えを東部デラウェア州の裁判所に起こした。裁判所はことし1月、株主側の主張を認め報酬の受け取りは無効とする判断を示していたため、株主総会での株主の投票の結果が注目されていた。13日のテスラの株主総会で会社の時価総額などが一定の基準に達した場合にマスクCEOがおよそ560億ドル、日本円でおよそ8兆8000億円の報酬を受け取れるという仕組みについて株主が承認したと発表した。
エンディングの挨拶。