- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像。
去年5月に法律が改正され最長60年に制限されていた原発の運転期間をさらに延長できるようになったことに伴い、原子力規制委員会は原発の老朽化に対応するため運転開始から30年以降は10年を超えない期間ごとに管理計画を策定し認可を受けることを義務づける新たな制度を設けた。きょう開かれた規制委員会の会合ではこの制度のもと全国で初めて申請されていた運転開始から30年を超える大飯原発3号機と4号機の管理計画について審議した。計画では運転開始から40年までの設備の劣化状況を把握する方法や、部品が製造中止になった際の対応方針などを定めていて規制委員会は基準に適合しているとして認可した。現在、国内で再稼働した原発のうち来年6月の新制度の施行までに運転開始から30年を超えるのは11基で、運転を続けるためには認可を得る必要がある。これまでに大飯原発のほか川内原発1号機と2号機の管理計画の認可が申請されている。
小野寺元防衛大臣は防衛装備品の移転を推進する自民党の議員連盟の会長としてフィリピンを訪れ、きのうマナロ外相やアニョ国家安全保障担当顧問と相次いで意見交換した。フィリピン側は具体的な要望は示さなかったものの、日本側はアイデアとしてフィリピンに去年日本から輸出した警戒管制レーダーで集めたデータの共同利用の可能性や、日本の造船技術を提供してフィリピンで艦船を建造する可能性などを提示したという。日本とフィリピンは海洋進出を強める中国を念頭に安全保障分野での協力を急速に深めていて、来月にも外務防衛の閣僚協議「2プラス2」をマニラで開催する方向で調整を進めている。
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア側との戦闘の前線で指揮を執ってきたソドル司令官について、軍幹部のフナトフ氏に交代させると明らかにした。ウクライナのメディアは「ソドルの指揮のもとで兵士の犠牲が増えているなどと一部の部隊が批判を強めていた」と伝えている。
DVや職場での性差別など女性からの相談に弁護士などが無料で応じる電話相談会が各地で行われている。離婚を考えているという女性からは離婚後の生活費などに関する相談が寄せられ、弁護士が財産分与の制度について説明していた。東京の電話相談は26日午後4時までで、性的マイノリティーの人からの相談にも応じるとのこと。