- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像。
停滞する前線の影響で東北から山陰にかけての日本海側を中心に雨雲が発達し島根県で断続的に非常に激しい雨が降っている。低い土地の浸水に厳重に警戒。午前11時ごろの松江市の映像。広い範囲が水につかっている。松江市では正午の時点で気象庁のキキクル危険度分布で浸水の危険性が最も高く災害が切迫していることを示す黒色の表示が出ていた。厳重に警戒。鳥取県内でも雨が強まっている。正午までの1時間には島根県が松江市に設置した雨量計で37ミリの激しい雨を観測した。すでに浸水している中での移動は危険。外に避難するのが難しい場合は自分のいる建物の高い階に移動するなど身を守る行動を。また東北でも雨が続いている。山形県ではこの48時間に降った雨の量が200ミリを超え平年7月1か月分に達しているところがあるほか、秋田県では氾濫危険水位を超えている川がある。島根県と鳥取県、秋田県、山形県、宮城県では土砂災害警戒情報が発表されている地域がある。前線はこのあとも停滞するため東日本と西日本を中心に雨量がさらに増えるおそれがある。自治体からの情報に注意して安全な場所で過ごすようにと伝えた。
政府はきょうの閣議で新しい最高裁判所の長官に最高裁判所判事の今崎幸彦氏を充てることを決めた。これは最高裁判所の戸倉三郎長官が来月、定年で退官するのに伴うもの。新しい最高裁判所の長官に決まった今崎幸彦は66歳。最高裁判所の事務総長や東京高等裁判所の長官を経て、おととし6月から最高裁判所の判事を務めている。最高裁判所の長官は13代連続で裁判官出身者が務めることになる。また閣議では新しい最高裁判所の判事に大阪高等裁判所長官の平木正洋氏と東京高等裁判所長官の中村愼氏を起用する人事を決めた。今崎氏と平木氏の人事は来月11日以降に、中村氏の人事は9月2日以降に発令される。
11月のアメリカ合衆国大統領選挙に向け政権奪還を目指す共和党は8日、事実上の公約となる政策綱領案をまとめた。米国第1主義の経済政策や移民対策の強化などトランプ前大統領の主張が色濃く反映される内容となった。主要な争点の1つとなっている人工妊娠中絶を巡っては保守層の一部が求める全米一律の規制ではなく各州での判断に委ねられているとしていて無党派層を意識したものと見られる。