2024年8月10日放送 18:00 - 18:05 NHK総合

ニュース

出演者
山内泉 
(オープニング)
オープニング

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(ニュース)
自民 当選4回の衆院議員 “党改革・世代交代を”

来月の自民党総裁選挙に向けて、党の当選4回の衆議院議員3人が月刊誌で政治とカネの問題を受けた党改革や若手の登用などの世代交代を求める提言を発表した。月刊誌「文藝春秋」に提言を発表したのは、いずれも当選4回の福田達夫元総務会長、小倉前こども政策担当大臣、大野敬太郎衆議院議員の3人。この中では自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、「責任を取るべきものが責任を取ろうとする姿勢に欠け、我々も“党の歯車”だった」とした上で、不祥事が起きた際の党の調査権限の明確化や十分な説明責任を果たせる体制の構築が必要だとしている。また、「現役世代が身近に感じられる若き政治リーダーがこれまで以上に求められる」と指摘し、若手の登用や比例代表の定年制の厳格な適用、党の政務調査会に未来の内閣を設置して長期的な課題の議論を行うことなどを提言している。来月の総裁選挙では若手の立候補に期待する声も出ていて今後、動きが活発になる見通し。

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“母国の女性たち解放を” アフガニスタン出身選手

パリオリンピックの新競技・ブレイキンで、難民選手団の女性選手が母国・アフガニスタンで抑圧されている女性たちの解放を訴える異例のパフォーマンスを見せた。ブレイキンの女子の予備予選に出場したのはアフガニスタン出身の21歳、難民選手団のマニザ・タラシュ選手。世界ダンススポーツ連盟などによると、17歳の時に始めたブレイキンの楽しさに魅了され、地元メディアでアフガニスタン初の女性ブレイキンダンサーと報じられた。しかし、2021年にイスラム主義勢力・タリバンが実権を掌握すると、女性の教育や就労などの権利が厳しく制限されるようになり、自由を求めてスペインに逃れた。タラシュ選手は軽快な足さばきで観客を沸かせていたが、終盤に上着を脱ぎ捨てると青いケープを披露。そこには「アフガニスタンの女性たちを解放せよ」と書かれていた。観客や対戦相手からは大きな拍手が送られた。しかし、オリンピック憲章では競技中に政治的主張を行うことを禁じており、ロイター通信は「処分を受ける可能性もある」と伝えているが、タラシュ選手の訴えは大きな注目を集めている。

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