外科医の仲田真一郎さんは肝臓などの手術を専門とする肝胆膵外科に所属している。この科では月の平均残業時間が120時間を超えることもあるという。外来の診察と並行して入院患者の検査も行う。正午過ぎには別の病院の支援に行き、診察をした。21時30分、救急の患者が運び込まれた。急患の対応は深夜から早朝まで及ぶこともあるという。翌朝、大学病院に戻り、患者の手術を行った。この日も当直で2日連続の当直勤務となった。20時、ようやく家に帰ることができた。千葉大学医学部附属病院では2021年度から医師全員に発信機を配布し、センサーを設置した。勤務実態を把握し、業務で効率化できるところはないか模索している。

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