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アーティスティックスイミングソウル五輪メダリスト・小谷実可子とアテネ五輪銀メダリスト・藤丸真世は世界マスターズ水泳選手権2023九州大会出場へ向け競技への復帰を決めた。小谷は2児の母・12の役職を兼任、藤丸も2児の母兼会社員として働くため練習時間の確保が容易ではない中家庭と仕事とアスリート、働くママ2人が挑んだ200日の戦いに完全密着する。

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アテネオリンピックソウルオリンピック世界マスターズ水泳選手権2023九州大会日本オリンピアンズ協会日本オリンピック委員会

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この日2人は静岡・南伊豆へ向かった。水着の製作、演技の振り付けや練習場の手配などをすべて自分で行う必要がある。家庭と仕事を抱える2人にとって最大の課題は練習時間の確保。ランチタイムに小谷が会社を訪問し振り付けを2人で確認し合うなどの工夫をこらし金メダル獲得に向けて精度を上げていった。ハードな練習を続ける2人のため家族の協力は必要不可欠だった。7ヶ月に及練習の日々に2人は家庭や仕事をやる中で自分のことに懸命になれるそのありがたさが改めて分かる、50の青春などと話した。

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世界マスターズ水泳選手権2023九州大会南伊豆（静岡）

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世界マスターズ水泳選手権2023九州大会当日、2人は試合ギリギリまで振り付け確認を行った。小谷らは50代の部デュエットに出場、圧巻の演技で2位に20点以上の大差をつけて優勝した。ブランクを乗り越え悲願の金メダルを獲得したこの日は2人のバース・デイとなった。

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世界マスターズ水泳選手権2023九州大会鹿児島市（鹿児島）

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