オープニング映像。

國學院大學栃木高校の監督吉岡肇と國學院大學栃木高校ラグビー部に迫る。

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國學院大學栃木中学・高等学校栃木市（栃木）

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栃木県栃木市にある國學院大學栃木高校。ラグビー部は今月に開幕する全国大会の花園の優勝候補にも上げられる。そのグラウンドにはいつも熱い声が聞こえる。監督は吉岡肇。昭和の熱血指導で生徒に檄を飛ばす。チームは108名の大所帯で、多くの有望な選手が集まっている。38年間一度も勧誘しないのも吉岡のポリシー。スカウトもせずに多くの部員が集まるのか？には、吉岡の愛情あふれる指導にあった。この日そのシーンが垣間見えた。ラグビー部ながら、ラグビーをしていないという生徒に対し、吉岡は彼が授業態度が悪いと注意を受けたために練習を取りやめて土の手入れをさせた。そして彼は3日間で土をいじり、ようやく練習に合流。吉岡はこうした問題にどう起き上がるかが重要だと答えた。吉岡はこして人との姿勢をなによりも優先することを貫いてきた。

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國學院大學栃木中学・高等学校栃木市（栃木）

吉岡は練習中には生徒に果物を振る舞うなどの一面や花火が打ち上がっている様子練習を中止し、生徒と花火を鑑賞するなどの一幕もあった。将来を見据えた吉岡の指導にひかれ全国から選手が集まってくる。今や名門となったラグビー部だが始まりは8人の愛好会。吉岡が26歳の時にゼロから立ち上げたチーム。監督就任を打診したのは吉岡の母校の国学院久我山高校の恩師。当時の苦労をうかがえる場所を吉岡は訪れて紹介した。しかし当時は工場の空き地で練習を行い、日が落ちると車のハイビームを照明にしていた。

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中村誠國學院大學久我山中学高等学校國學院大學栃木中学・高等学校栃木市（栃木）

吉岡は31歳の時に一大決心をした。銀行から借金をして学生寮となるアパートを建設した。この寮には5人の生徒が暮らしているという。1993年に花園初出場した國學院大學栃木高校。今や全国大会常連高校で、7年前には立派な学生寮も。2018年には人工芝グラウンドが完成。そして31回目の花園出場に挑む。

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國學院大學栃木中学・高等学校栃木市（栃木）第105回全国高等学校ラグビーフットボール大会

吉岡は来年65歳。これまでに花園での最高戦績は準優勝。部員たちは粘り強い練習に挑んだ。しかし吉岡はいずれ定年を迎える。そこで息子の吉岡航太郎がコーチとして受け継がれる。

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番組はTVerで配信。

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