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オープニング映像。
パリパラリンピックは大会8日目。風間俊介さんは「開会式の時に比べて暑さが落ち着いてきた。いろんな気温があるが選手たちにはベストパフォーマンスをしてほしい」とコメントした。8日目は競泳、ゴールボール男子 準決勝、ボッチャ混合団体などを伝える。
絶対王者として世界のトップに君臨し続けてきた走り幅跳びのマルクス・レーム。人類初の9mジャンプを目指す。
きょうは走り幅跳びのマルクス・レームが4連覇を目指す。山本篤さんは競技用の義足を紹介した。レームは義肢装具士でもあり、義足を自分でいじっているという。山本さんはレームの強さについて、「義足の使い方もそうだし、メンタルの部分」とした。
陸上女子砲丸投げF46 決勝の様子を振り返った。齋藤由希子は4位。「浮足立ってしまってうまくいかなかったが、たくさんの観客の中で自分のパフォーマンスを発揮できて良かった」とコメントした 。
陸上男子 100mT54(車いす)予選を振り返った。生馬知季は予選敗退となった。生馬は「悔しさしかない。まっすぐ走れてなくて、これがパラリンピックの舞台の怖さかと感じている」とコメントした。
齋藤由希子選手と生馬知季選手の結果について、山本篤さんは「この雰囲気はどうしても他の大会では味わえない。この中で実力通りの結果を出すのは難しい」と話した。
パラリンピックの車いすテニスの種目は男女シングルスとダブルスに加え、男女混合で行うクアードのシングルスとダブルスに分けられる。クアードは足だけでなく手や腕にも障害がある選手が対象。電動車いすの使用も認められている。コートの広さやルールは一般のテニスとほぼ同じ、大きく違うのは2バウンド以内での返球が認められていること。
小田凱人選手の準々決勝について、国枝慎吾さんは「強みである攻撃力、特にサーブとリターンで支配することが終始できていた。順当な勝ち上がりだが、次の試合が一つの山」とした。先ほど試合の終わった上地結衣選手は2-1で勝って決勝進出を決めた。国枝さんは「ずっと気になっていて、さっき結果を聞いて本当に嬉しい」と話した。
自転車競技の対象は運動機能障害と視覚障害。クラスは4つで、さらに障害の程度によって細かく分かれ男女別で競う。競技は道路など屋外のコースで行われ、勝敗はゴールした順番、あるいはタイムで決まる。種目はロードレース、タイムトライアル、混合団体リレーの3種類。
東京大会で2個の金メダルを獲得した杉浦佳子選手が女子個人ロードタイムトライアルに出場。結果は6位で、この種目2大会連続のメダル獲得はならなかった。
ボッチャは脳性まひなど重い障害がある人のために考案されたスポーツ。持ち玉を的となる白いボールの近くにどれだけ寄せられるかで競う。障害の種類と程度によって4つのクラスに分けられる。個人戦とペア戦は4エンド、団体戦は6エンドを行う。
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ボッチャ混合団体には広瀬隆喜選手、杉村英孝選手、遠藤裕美選手が出場する。風間さんは「高度な頭脳戦が面白い。一見負けていても最後の一手での逆転もある。ジャックボールを動かせるところも面白さ」とコメントした。日本はブラジルとの準々決勝に大逆転で勝利し準々決勝進出を決めた。
競泳 女子100m自由形S12(視覚)予選で辻内彩野が挑み、全体の2位で決勝に進んだ。木下あいらは女子200m個人メドレーSM14(知的)予選の全体2位となり決勝進出。男子200m個人メドレーSM14(知的)では山口尚秀が全体8位となり決勝に進んだ。
パリパラリンピック 男子100m自由形 S12(視覚)決勝の中継。金メダルはウクライナのヤロスラフ・デニセンコ。
パリパラリンピック 女子100m自由形 S12(視覚)決勝の中継。金メダルはブラジルのマリアカロリナ・ゴメスサンチアゴ。日本の辻内彩野は銅メダル。
パリパラリンピック 男子200m個人メドレー SM14(視覚)決勝の中継。金メダルはカナダのニコラス・ベネット。日本の山口尚秀は8位。
パリパラリンピック 女子200m個人メドレー SM14(知的) 決勝の中継。金メダルはNPAのバレリア・シャバリナ。日本の木下あいらは銅メダル。
パラ競泳で辻内彩野選手と木下あいら選手が銅メダルを獲得。風間さんは「辻内彩野選手はクラスが変わって色々あった中でのメダル。木下あいら選手は最後の追い上げが素晴らしかった」とコメントした。このあとはゴールボール男子準決勝を伝える。