2023年10月14日放送 19:30 - 20:15 NHK総合

ブラタモリ
合体都市・北九州〜合体メガタウン!北九州市誕生の秘密とは?〜

出演者
タモリ 野口葵衣 
(オープニング)
オープニングトーク

タモリらは北九州を訪れた。今回のテーマは「合体メガタウン 北九州市誕生の秘密とは?」。前回の小倉に引き続き、今回は若松に注目する。

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オープニング

オープニング映像。

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北九州市(福岡)
#250 合体都市・北九州
日本一の石炭積み出し港 若松の繁栄ぶりとは?

タモリらは北九州市誕生の秘密を探った。筑豊の炭鉱主たちは鉄道の建設から港の整備に至るまで若松の大規模な開発を手掛けた。中には岩崎弥之助や渋沢栄一のような日本を代表する財界人たちも多く関わっていた。

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タモリが探る! 石炭で栄えた若松の姿

タモリらは北九州市誕生の秘密を探った。若松には今も洋館付加住宅が多く残る。ここが日本一の石炭積み出し港として、いかに栄えていたかを今に伝えている。北九州の町なかでよく見かけるレンガは明治から昭和にかけて造られたもの。これは鉱滓レンガと呼ばれ、鉄を造るときに鉄鉱石が溶けた後に出てくる副産物の鉱滓を押し固めたレンガ。この鉱滓レンガは八幡製鐵所で造られたものだった。

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なぜ官営製鐵所は八幡につくられた?

タモリらは北九州市誕生の秘密を探った。東西に長くのびた洞海湾。八幡製鐵所はこの洞海湾の南側に造られた。製鐵所が造られる前は何もない場所だった。製鐵所の最終候補地は2つあり、八 幡と門司だった。その理由は筑豊炭田。鉄をつくるのには大量の石炭が必要。そのため石炭を運んでくるのに便利だった八幡と門司が最終候補地に選ばれた。八幡の目の前に広がる洞海湾は、当時、とても浅い海だった。大きな船が出入りできないことから八幡は絶望視された。門司が有利とされていたが最終的には八幡に決定。理由は筑豊の炭鉱王・安川敬一郎をはじめとする4人が筑豊や若松で繋がりのある岩崎弥之助や渋沢栄一の力を借りて長官たちの説得にあたったため。洞海湾を製鐵所にふさわしい港にすることを条件に八幡への誘致に成功したのである。

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約120年前の姿が残る官営八幡製鐵所跡へ!

タモリらは北九州市誕生の秘密を探った。八幡製鐵所の跡地は鉄鋼メーカーの敷地となっている。敷地には官営製鐵所の旧本事務所など3つの建物が残っていて世界遺産に登録されている。

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ついに出そろった! のちに合体する北九州五市

タモリらは北九州市誕生の秘密を探った。タモリは谷の中で川の跡を発見。山の方から北へ向かって流れている。実はこの川が北九州市誕生の秘密を知るカギ。明治時代の地図を見てみると、川の上に、傾斜が緩く、他の道と比べて広めの道路が通っていた。明治44年、この道路で路面電車が開通。路面電車は若松を除く4つの市をすべて結んでいた。大正時代、工場の動力は蒸気機関から電力へと変わる。そこで多くの工場が路面電車の電力を求めて筑前・豊前を超えて路線に沿うように次々と造られるようになった。この様子から大正時代にはこの一帯が北九州と呼ばれるようになった。

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北九州市誕生の物語を象徴するものとは?

タモリらは北九州市誕生の秘密を探った。昔、八幡製鐵所の高官の官舎があった場所には北九州市誕生の物語を象徴する国境石がある。しかし、官舎は筑前と豊前の両方にまたがるように造られた。

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八幡製鐵所
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

次回予告

次回予告が流れた。

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