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オープニング映像。「AIで磨き残しを教えてくれる虫歯予防の最新アイテム」「人材不足をAIで解決!?」など。若き技術者たちが全国から渋谷に集結。
Dコン2025。全国95チームから予選を勝ち抜いた10チームが日本一を目指して激闘。審査員はベンチャー投資家たち。最優秀賞を獲得したのは豊田工業高等専門学校。介護問題に取り組み、作成したアイデア・マシンは、介助作業しながら事務作業も勝手に終わる「ながらかいご」。事務作業は食事・入浴・排せつなどの情報を細かく記録するもの。装置の右側にあるマイクで周囲の音声を収集し文字起こしが行われ、関係のある内容を読み取り所定フォーマットへ自動的に落とし込まれる。一方まだまだ課題もあり、スマホ版やスマートウォッチ版を作ったり改善を行っているという。
去年のDコンで最優秀賞に輝いた東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスは、AIで詐欺電話を検知するシステムを開発。去年の大会後に起業し、現在は装置の改良に奮闘中。展示会などに足を運び商談を積み重ねる日々。本年度のDコン最優秀賞・豊田工業高等専門学校チームも、来週起業するということ。
Dコン2025に出場したのは岩手から沖縄までの10チーム。一関工業高等専門学校はディープラーニングの技術を用いた義手を開発。鳥羽商船高等専門学校は海苔養殖を守るためにカモを追い払う防衛システムを開発。
仙台高等専門学校広瀬キャンパスは、AI歯磨きで虫歯予防が可能な「ProperioAI」を開発。市販の歯ブラシに装着し、アプリを起動するだけ。歯を磨くと徐々に色が変わり、磨き終わると白くなる仕組み。裏・歯と歯が当たる部分の磨き残しも判別可能。このような判断を可能にしているのがディープラーニング。歯ブラシの動きと磨く場所、対応関係データをAIに学習させたという。大阪大学歯学部附属病院
大阪大学歯学部附属病院を訪れ、天野名誉教授にAI歯磨きを試してもらう。天野教授は「歯の表面はとても磨ける仕組みになっているが、歯と歯の間が磨き残っている」とそもそもの歯磨きのデータの取り方を指摘し、正しい磨き方をAIに覚えさせる必要があるということ。歯磨きの極意は「毛先を細かく動かすこと」だという。劇団ひとりさんは「ぜひ犬版AI歯磨きを作ってもらいたい」とコメント。
エンディング映像。