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今回は建築家の馬場正尊を特集。馬場正尊はリノベーションの第一人者で、馬場正尊が手掛けた場所には人が集まり笑顔が生まれるという。
建築家の馬場正尊の仕事場は東京の下町にある。事務所はかつて倉庫だった場所をリノベーションした場所を使っているという。馬場正尊は建築の企画や設計をやっており、毎日のように新たな依頼が来る。大型の公共施設から個人宅まで常に30くらいの案件を抱えて分刻みで動いているという。そんな馬場正尊はリノベーションの第一人者として実践し続けているという。馬場正尊は佐賀市の北山少年自然の家を訪れて活用の相談を受けたという。そこで馬場正尊は新たな利用者が訪れる工夫を考えることにした。
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- みんなの森プロジェクト北山少年自然の家
馬場正尊の会社は平均年齢34歳だという。馬場正尊の仕事場はアイデアを生むのにこだわっており、捨てられたものを活用する仕組みになっているという。また席も決まっておらず、場所や働き方も社員に委ねられている。
4月17日。馬場正尊は毎週山形を訪れているという。馬場正尊は16年前に招聘されて東北芸術工科大学でリノベーションの歴史と実践を教えているという。この日はゼミ生の研究テーマを検討した。翌日、馬場正尊は廃校になった小学校を訪れた。ここはリノベーションして教室を工房や店舗として開放したという。
馬場正尊の妻の馬場歩美は会社で経理を担当しており、高校の同級生だったという。ただ一度離婚しており、5年後に再婚して現在に至るという。
馬場正尊が生まれたのは佐賀県で、実家は小さな書店をやっていたという。絵を描くことが好きだった少年は18歳で上京して大学で建築を学んだ。大学生の頃に付き合っていた馬場歩美さんとの間にこどもを授かったという。親からは勘当されて学費と生活費を稼ぐために建築のコンペに応募し、その後は広告代理店に入ったという。そこで大型イベントや営業を担当していた。その後は色々な仕事をするようになり、アメリカでリノベーションを目の当たりにしたという。そこから自身でリノベーションするようになり、リノベーションの第一人者になったという。
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東日本大震災で被災した学生の未来図を見て、馬場正尊は「彼らは東京のようなピカピカの風景ではなく素朴だけどその土地に根付いている」と語った。馬場正尊は故郷の商店街を思い出したという。馬場正尊は衰退する地方や老朽化する公共施設などの課題を進んで引き受けるようになったという。
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馬場正尊は山形県天童市にある公共施設「天童市立図書館」のリノベーションの相談を受けており、去年から設計を練り上げてきているという。天童市立図書館では若い人の利用が少ないということで、こういったことの改善が馬場正尊に託された。そこで一部をカフェやイベント用のフリースペースを設けて、普段利用しない人も訪れる仕組みを工夫した。さらに馬場正尊は地元の人と話して意見交換もした。
5月23日。馬場正尊は天童市役所を訪れて、市長らを相手に設計のプレゼンをした。そしてこのまま基本設計を進めることが決まった。リノベーションの完了は2年後の予定だという。最後に馬場正尊は「プロフェッショナルとは?」という質問について「新しい風景を探し続けること」と語った。
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