- 出演者
- 青木崇高 三村マサカズ(さまぁ~ず) 津田健次郎 宝生和英
今夜は声優・俳優の津田健次郎がどう楽しめばいいかわからない能の世界へ。
- キーワード
- ユネスコ無形文化遺産能
オープニング映像。
津田健次郎が能を学ぶため東京・水道橋にある「宝生能楽堂」を訪れた。教えてくれるのは宝生流第二十代宗家・宝生和英さん。「SHOGUN 将軍」劇中能の監修を務めた。津田とは舞台で共演した間柄。能と節分は「追儺(ついな)と呼ばれる邪気を追い払う儀式が同じルーツと言われている」。能は鬼、幽霊、神などを演じる仮面劇。命を落とした武将、恋に敗れた女性など、人の悲しみや執着を描く悲劇が多い。悲劇を描く能の合間に上演されるのが滑稽劇の狂言。合間のリラックスタイムとして笑いを取り入れたという。能を演じる舞台には屋根がある。かつて能が神社の境内などの屋外で演じられていた時代の名残だという。宝生流には約300の能面が伝わり、その一つ一つに歴史と物語がある。能で使う面を見せてもらった。白式尉(はくしきじょう)は神聖な老人の能面。約450年前の室町時代に作られた白式尉は国の重要文化財となっているが、今でも上演する際に使用する。節木増(ふしきぞう)は若い女性の能面。こちらも重要文化財。下に向けると悲しみや憂い、寂しさなどの感情を表現する「曇り」、正面に向けると喜びや明るい感情を表現する「照る」になる。邯鄲男(かんたんおとこ)は若い男性の能面。津田が邯鄲男の面をつけた。手垢が付くので紐がついているところ以外は絶対に触らない。面をつけると視界はほぼない。慣れるまで約2年かかるという。舞台上の動きにはすべて意味がある。舞台をゆっくり進む「運び」は神や幽霊などを表現し、一歩に重みが宿る。「すり足→つま先上げる→もう片方のかかとを上げる」の繰り返し。
ララNOTEのStep1は「波の音を出す」。面を擦れば擦るほど長いストロークの音が出る。宝生さんが歩くと波のような音が聞こえた。津田も波の音に聞こえるような運びに挑戦した。舞台上を吸い付くような足取りで歩くことから生まれた言葉が「板につく」。芝居、脇役、三拍子揃うなども能から生まれた言葉。能から生まれた言葉「◯◯が良い」がクイズになった。正解は「ノリが良い」。能で使われる太鼓などのリズムを「乗り」と呼び、リズムが良いことからノリが良い。もう一つの主役が登場人物の心・情景を語る「謡」。演目「高砂」の有名な一節「千秋楽は民を撫で」に挑戦する。
ララNOTEのStep2は「ぼぉいんをぉ、つぅよぉくぅ」。登場人物の心・情景を語る「謡」。津田健次郎が演目「高砂」の有名な一節「千秋楽は民を撫で」に挑戦した。屋外で演じられていた能は母音を強調することで遠くまで声を届けていた。
