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オープニング映像。
全日本大学女子駅伝にかける学生ランナーたちの365日に密着。
名城大学の強さの理由は毎年入ってくる有望なランナーたち。また最大の強さの秘訣はキャプテンの存在だと監督は話す。しかし今年のチームのキャプテン・増渕さんに次々と試練が襲った。今年はキャプテンの重責が壁として立ちはだかりその後腰を疲労骨折した。
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自身を失った増渕さんを立ち直らせるきっかけとなったのは中尾コーチがキャプテン時代の経験からかけられた言葉。キャプテンとして覚悟を決めた増渕さんは合宿で最後の1人になっても走り込む。キャプテンの思いと走りは後輩たちにも届いていた。増渕さんは9月のアスレチックスチャレンジカップではチーム2番目にフィニッシュ。「7連覇というよりは今年のチームで勝つという気持ち」と意気込みを語った。
今年大東文化大学のチームに救世主が現れた。スーパー1年生のケニア人留学生のサラ・ワンジルさん。
大東文化大学のスーパー1年生サラさん。最近10年の全日本出場選手で唯一の陸上留学生。まだ日本での生活は戸惑いが多いという。夢は世界チャンピオンだが、数ヶ月前は走るための体ができていなかった。その上苦労していたのが学業。サラさんは3年前に陸上留学で来日したが高校時代は特別な成績を残せなかった。帰国を迫られた状況で外園監督と出会い日本の大学で陸上を続けるチャンスをもらった。弱点の筋力アップに努めたサラさんは日本インカレで学生チャンピオンになるほど実力を伸ばした。
大東文化大学のチーム力が爆発したのは関東大学女子駅伝。サラさんは体調不良だったが本人たっての希望で出場。サラさんは区間2位で走り切り、サラさんの頑張りを受けた仲間たちも区間新記録を達成。チームは優勝を果たした。全日本に向けてサラさんは「優勝を監督にプレゼントしたい」と語った。
大会初制覇を目指す日本体育大学。高橋尚子がキーマンと語るのは嶋田桃子さん。嶋田さんが陸上を始めたきっかけは父が通っていたランニングクラブの体験。父・栄二さんは大東文化大学で箱根駅伝に2回出場したランナー。
前回大会で5区を任された嶋田さんだが思うような走りができず区間16位。失意の中、嶋田さんを救ったのは同期の存在。日本インカレでは途中棄権となったが、関東大学女子駅伝では区間新記録を叩き出しトラウマを吹き飛ばした。
4年連続でシード権を獲得した城西大学。チームを引っ張るのは高橋葵さん。海綿状血管腫が発覚しどん底で苦しむ中で支えとなったのは同級生の存在。手術から約3か月、夏合宿に励むチームの中に高橋さんの姿があった。
夏合宿に参加した高橋さんはチームを先頭で引っ張った。仲間の支えで驚異的な回復を見せた。高橋さんは「チームに貢献する走りができたら」と意気込みを語った。
拓殖大学の大黒柱・不破聖衣来さんだが、1年生の時からケガや貧血との戦いがあった。チームのピンチに奮起したのがキャプテンの門脇奈穂さん。エースだけに頼らない駅伝を目指し、チームは門脇さんを中心に合宿に挑んだ。トラックレースでは7人が自己ベストを更新。不破さんは全日本出場を見送ることになったがエースに頼らない駅伝を誓う。
エンディング映像。
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