- 出演者
- 堂本光一 加藤シゲアキ 劇団ひとり 井上芳雄 植木豪 堀田茜 荒牧慶彦 今牧輝琉
ニューヨークを沸かせた日本生まれの2.5次元ミュージカル『「進撃の巨人」 -the Musical-』。ニューヨーク・タイムズでは「特殊効果を駆使したビジュアル体験は圧巻だ!」と絶賛。人を食べる巨人と人間の戦いを描いた作品を舞台でどうやって表現したのか。演出家の植木豪が演出方法を明かす。最初のテーマは「巨人に食べられる人間」の演出について。舞台ではプロジェクションマッピングに映した巨人の手の動きに合わせて母親をワイヤーで吊り上げることで、巨人が人間を持ち上げるシーンを表現。さらに今夜は人気俳優が大ヒット作品の裏側を熱弁!
ゲストは井上芳雄、劇団ひとり、堀田茜。井上芳雄は共演敬遠のある堂本光一の推薦でオファー。さらに2.5次元をよく知るゲストとして荒牧慶彦、今牧輝琉、植木豪を招いた。ニューヨーク公演では巨人が出るたびにスタンディングオベーションになり、ショーストップになるほどの人気だという。
2.5次元ミュージカル「進撃の巨人」で使用された映像のうち、母親を食べる巨人のシーンはCGではなく、世界的なコンテンポラリーダンサーが演じていたという。
続いては「迫力満点の空中戦」の演出法。原作では特殊な装置で宙を舞う兵士の壮絶な空中戦のシーンが見どころとなっている。これは背景の映像に剣の斬撃を映し出し、キャストの剣を振る動作やワイヤーの動きをシンクロさせることで激しい空中戦を表現。空中を高速移動するシーンは背景を疾走感溢れる映像にすることで高速移動するスピード感を演出している。植木は演出案を出すと必ず堂本光一の名前が出てくると明かした。
続いては「60m級の超大型巨人」の演出法。巨人だけのシーンではダンスで奇怪な動きをする巨人を表現していた。そして主人公が巨大化し敵の巨人達と戦うシーンでは3mを超える特注の巨大人形を黒子8人が操作。最も試行錯誤した巨人が60m級の超大型巨人。頭と両手のみを特注の巨大バルーンで作り壁から覗く巨人を表現。植木によると、原作のデザインがスゴかったので名前がついた巨人の出し方を全部手法を変えたという。
「進撃の巨人」以外にも「美少女戦士セーラームーン」のパフォーマンスショーはロンドン・北米21都市で5万5000人を動員。そしてここからは日本2.5次元ミュージカル協会の理事も務める荒牧慶彦と17歳でミュージカル『新テニスの王子様』の主人公に抜擢された今牧輝琉が2.5次元ミュージカル作品を紹介。まずはミュージカル『テニスの王子様』シリーズ。シリーズ通算2000公演超。累計動員数は350万人以上。過去には斎藤工や城田優など人気俳優も輩出。見所は試合中の高速ラリー。打球音とスポットライトで試合を表現。「パリコレ」と呼ばれる選手は実際にパリコレモデルを起用している。
続いては舞台『弱虫ペダル』。こちらは高校の自転車競技部を描いた作品。原作の過酷な自転車レースを自転車のハンドルだけでレースを表現。斬新な演出と熱い走りに多くのファンが熱狂。
続いてはハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズ。プロジェクションマッピングを駆使し漫画のシーンのような舞台演出が見どころ。回転シーンを背景の映像で演出。
最後は舞台『刀剣乱舞』。見どころは本格的な殺陣。大人数での迫力ある激しい斬り合いが醍醐味となっている。さらに舞台とは別の物語、別キャストで送るミュージカル『刀剣乱舞』もあり、今年7月には東京ドームで約8万人を動員。舞台とミュージカルの相乗効果で圧倒的な人気を誇っている。舞台『刀剣乱舞』では2500手以上の殺陣があるという。
- キーワード
- ミュージカル「刀剣乱舞」舞台 刀剣乱舞
2500手以上の殺陣がある舞台『刀剣乱舞』について、荒牧慶彦は刀が接触して折れてしまい、最終的に殴ったと明かした。また、ニューヨークのスタッフからは、稽古期間が1カ月というのは異例だと感じられたという。海外では通常、稽古期間は半年から数年に及ぶことが多いが、荒牧慶彦や今牧輝琉は特に覚えが早いという。今牧は同じシーンの原作を読んでリスペクトを持ち、同じポーズを再現していると語った。
- キーワード
- 舞台 刀剣乱舞
「くりぃむナンタラ」の番組宣伝。
井上芳雄がミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』を告知。
「光一&シゲのSHOWマン!!」の次回予告。