脅威の能力と知恵を駆使して様々な困難を解決するプロたち。今回は、諦めていた落とし物や見つからないタイムカプセルなど、山・海・地中などで3人の名探偵が捜索に挑む。

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名探偵キャッツ

山の名探偵・荒井裕介さんは人並みはずれた聴力を持ち、わずかな音を頼りに動物を発見する。さらに、衝撃の方法で山の中で失くした鍵やアクセサリーを見つけてきたという。荒井さんは山岳写真家や猟師などの顔を持つ山のエキスパート。幼少期から山に触れ、日常生活でもあらゆる音が聞こえているという。“音が見える”という荒井さん、本当にどんな音でも聞こえるのか検証する。

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鹿

荒井さんに目隠しをしてもらった状態で、ティッシュが床に落ちた音がしたら手を挙げてもらう。日本音響研究所の鈴木所長に確認してもらうと、高性能をマイクでようやく拾える小さな音。荒井さんはティッシュが床に落ちたタイミングで手を挙げた。日本音響研究所で聞こえる音域を検証すると、荒井さんは人間が聞き取れる音域の上限とされる20000Hzを超え、28000Hzまで聞こえていることが判明した。

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日本音響研究所

反響音を聞くだけで中身が入ったタンブラーを見分けられるという荒井さん。そこで、10個のタンブラーのうち1個だけがコーヒー入り、音だけでコーヒー入を当ててもらうことに。荒井さんは数回手を叩き、中身の入っているタンブラーを的中させた。

荒井さんによると、その空間にあるはずのない異物が存在すると反響音はより分かりやすいという。そこで、10個の茶碗のうち5個にナットを入れ、音だけですべて当ててもらうことに。荒井さんは数回手をたたき、5個中4個を当てた。

今年10月にSNSに投稿された困難。大久野島を訪れた女性が落としてしまった思い出の詰まったSDカード。荒井さんが音だけでこのSDカード探しに挑む。

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大久野島

荒井さんが脅威の聴力で大久野島で紛失したSDカードを探す。荒井さんはSDカードの音を記憶し、落とした可能性があるルートをたどり反響音を聞いて捜索。反響音がする場所を絞り、探すが目当てのSDカードは見つからない。すると、荒井さんは素材だけでなく色も反響音で分かることが明らかに。しかし、SDカードは発見できないまま1日目は終了した。

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大久野島

2日目は逆からルートを辿って音を捜索。荒井さんが違和感を持った場所ではきのうバランを見つけたが、まだ違和感があるという。残り時間がわずかになる中、荒井さんは灯台下の崖で音を感じたという。

残り時間がわずかになる中、荒井さんは灯台下の崖で音を感じた。しかし、ここで見つかったのは青色の袋だった。ここでタイムアップ、SDカードは見つからなかった。

佐藤裕介さんは潜水士歴29年のベテラン。海に落とした大切な物を探してほしいという依頼が続々とやってくるという。佐藤さんによると落とし物の形や構造によって水中の動きは違うそうで、物によって動きを予想して捜索。また、波や潮の流れを計算することで捜索するという。さらに、砂の中の鍵は金属探知機を使い発見律は90％以上だという。

佐藤源之さんは地中の名探偵。電波工学の専門家で、地中レーダーを武器にタイムカプセル捜索に挑む。

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レイモンド平群こども園平群町立南保育園

地中レーダーを武器にタイムカプセル捜索に挑む佐藤さん。レーダーが反応した場所を掘るとタイムカプセルは出てこなかったが、石や鉄など必ず何かが埋まっていた。佐藤さんが開発したレーダー探査機“やくも”は従来の探査機より大きく、10倍以上の速さで地中計測が可能。東日本大震災では遺留品捜索で活躍したという。そんな佐藤さんが今一番力を入れているのが最新レーダー「ALIS」、地雷を探知するためのレーダーだという。

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ALISやくも東北大学

番組はTVerで配信されると告知。

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TVer