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(名曲アルバム)
「行進曲 威風堂々 第1番」エルガー作曲
エルガー作曲の「威風堂々 第1番」の音楽(指揮:円光寺雅彦、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団)と共に、曲の成り立ちについて紹介。エルガーが軍隊のパレードのために作曲した。現在ではバッキンガム宮殿に向け、イギリス各地から集められた近衛兵が行進していて、行進を目当てに多くの観光客が集まる。ロンドン郊外の街・ハムステッドで多くの作品を書き残したエルガーは、国民的作曲家として敬愛され、紙幣の肖像にもなっている。「威風堂々」とはシェークスピアの「オセロ」のセリフから命名された。ロイヤル・アルバート・ホールで開催される音楽祭「プロムス」の最終日には、毎回7000人の聴衆が国旗を手に「威風堂々」を熱唱する。エルガーは出世作であるこの曲を自ら指揮し、生涯愛し続け、イギリスでは第二の国歌と呼ばれ愛されている。