- 出演者
- 栗原望 酒井美帆
オープニング映像。
アメリカでは5月、約4000人がAIを理由に仕事を失った。シカゴ在住のファインさんはコピーライターとして働いてきた。しかしChatGPT登場後、コスト削減を理由に約10社の企業契約すべてを失った。ファインさんが次の仕事に選んだのは空調の整備士。9月から講座に通う予定。仕事がAIに置き換わりトラブルが発生した業種もある。ハーパーさんは摂食障害の相談を受けるカウンセラーとしてNPO法人で勤務していた。しかし団体がすべてのカウンセリングを生成AIのチャットボットに置き換え突然解雇された。その後、生成AIが利用者に危険なアドバイスをしていることが明らかになり団体はAIカウンセリングを中断した。専門家は生成AIのようなテクノロジーには人間の監視・介入が欠かせないと話す。
「AGI」は人間に近い思考回路を持つより高性能なAI。次に投資すべきはAGIと考える投資家が優秀な若者をサンフランシスコのAGIハウスに集めAIビジネスを支援している。参加者のグオさんは2か月前にシリコンバレーで起業したばかり。画像生成AIのサービスを起ち上げようと日々取り組んでいる。AGIハウスは起業家たちが共同生活を送る場所でもある。全員AI関連ビジネスに携わる若者11人。AIをビジネスチャンスととらえる若手経営者たちが密接に関わり合い新サービス開発に取り組んでいる。グオさんは「アドバイスを求めたり一緒にアイデアを出し合ったりできて助かる」と話す。
AGIハウスではふとした瞬間に良いアイデアが生まれたり悩みを解決できたりするのが一緒に家に住んでビジネスの展開を目指すメリットだという。こうしたAI起業家が共同生活を送る住宅は現在サンフランシスコに少なくとも3か所ある。今後の雇用はしばらく流動的な状況が続くとみられている。AIの登場でなくなってしまう仕事にあればこれまでなかった仕事が新たに生まれることもある。専門家はAGIハウスのような取り組みを評価しつつも自分たちのコミュニティの外に目を向け社会が何を必要としているのかを見失うことなく開発を進めることが大切だとしている。
「アメリカ政府がUFOなどの未確認航空現象に関する情報を隠している」という点を受け、議会で公聴会が開かれることになった。出席予定の元空軍兵士は政府が墜落した宇宙船を発見・回収していると主張している。
ジェーン・バーキンさんの葬儀が行われた。巨大なスクリーンも設置され多くのファンたちが最後のお別れにやってきた。その後棺はモンパルナスの墓地へと向かった。
アメリカ西部に住む男性が床下から約100万枚の1セント硬貨を発見。銀行には多すぎると引き取りを拒否された。そこで男性は硬貨をまとめて2万5000ドルで売り出し、300人ほどから買いたいと申し入れがあったという。
- キーワード
- アメリカ
政治局会議では今後について大型消費を後押しするとともに観光などのサービス消費を促進することで内需の拡大に力を入れる方針を打ち出した。また不動産業界については地方政府の債務リスクを効果的に防止する姿勢を示した。中国の4~6月のGDPは前期比+0.8%にとどまり景気回復の勢いは減速している。
円相場や株価指数などマーケット情報を伝えた。
エンディングの挨拶。